2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問30 (2 問18)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)前期 問30(2 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す換気方式の名称として、最も適当なものはどれか。
問題文の画像
  • 自然換気方式
  • 第1種換気方式
  • 第2種換気方式
  • 第3種換気方式

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は、建築物で使われる換気方式の分類について、図をもとに正しい名称を選ぶものです。


図の内容からは、次のような特徴が読み取れます。

・室内に入ってくる空気は自然給気(外壁に給気口)

・室内の空気は機械排気(ファンで外に出している)

 

各建築物の換気方式を確認します。

【換気方式の分類】

第1種換気方式:給気も排気も機械で行う

第2種換気方式:給気は機械、排気は自然

第3種換気方式:給気は自然、排気は機械

自然換気方式:給気も排気も自然(風や温度差)

選択肢4. 第3種換気方式

この図では、給気は自然、排気は機械となっているため、該当するのは第3種換気方式です。

この方式は、室内の空気を確実に外に出すために排気ファンを使い、外からの空気は自然に取り入れる仕組みです。

エネルギー消費が少なく、住宅や学校などでよく使われます。

参考になった数4

02

図の換気の構成を見ていきます。

給気(外気の取り入れ)は、扉から自然に行われています。

排気は、ファン、即ち機械によって行われています。

 

給気 :自然

排気 :機械

 

このような換気方式は、第3種換気方式となります。

その他の選択肢も確認していきましょう。


 


 

選択肢1. 自然換気方式

自然換気方式とは、窓や隙間からの自然流入、流出による換気です。

 

給気 :自然

排気 :自然


 

選択肢2. 第1種換気方式

第1種換気方式とは、給気・排気双方ともに機械で行う換気です。

 

給気 :機械

排気 :機械


 

選択肢3. 第2種換気方式

給気を機械で行い、排気は自然に行う換気方式です。

クリーンルームや食品工場等清潔な環境を保つ必要がある施設で採用されます。

 

給気 :機械

排気 :自然


 

選択肢4. 第3種換気方式

第3種換気方式とは、給気を自然に行い、排気は機械で行う換気です。

一般住宅で多く使われる方式です。浴槽、台所、トイレ等の換気扇が当てはまります。

 

給気 :自然

排気 :機械


 

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