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介護福祉士の過去問 第28回(平成27年度) 総合問題 問116

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。

〔 事  例 〕
Mさん(71歳、女性)は、仕事を持つ息子と二人で生活している。最近、鍋を焦がすことがあったり、買物をして家に帰れなくなったりすることがあった。心配した息子が受診させたところ、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断された。要介護認定で要介護1となり、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。Mさんは、訪問介護員(ホームヘルパー)と息子以外の人との接触はなく、テレビの前で過ごしていることが多い。心配した息子は、通所介護(デイサービス)を勧めたが、一人で通うことが不安で、利用を拒んでいた。このままだと認知症(dementia)が悪化するのではないかと息子の不安が大きくなっていた。息子は、Mさんが少しでも多く外出して、人と話すような機会を設けたいと考えて、訪問介護員(ホームヘルパー)に相談した。

Mさんは、訪問介護員(ホームヘルパー)と一緒に調理していたが、最近、途中で動作が止まってしまうことがあった。調理の途中で、動作が止まってしまうMさんへの支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
本人が調理動作を行うまで待つ。
   2 .
本人に代わって調理を行う。
   3 .
ジェスチャーを使って調理動作のヒントを出す。
   4 .
調理動作が楽にできる自助具を用意する。
   5 .
調理動作の手順書を渡して覚えてもらう。
( 介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 総合問題 問116 )
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この過去問の解説 (3件)

22
正解は3です。

認知症の方の調理を支援するときには、次に行う手順を示したり、調理動作のヒントを出したりしながら支援を行うことが適切です。こういった支援から、自分なりの動きを思い出し、料理を続けるといったことがみられます。

付箋メモを残すことが出来ます。
13
正解は3です。

Mさんは、遂行機能の低下で、何をすればいいのか悩んでいる状態と考えられます。
ジェスチャーでヒントを与えることで、尊厳を傷つけることなく、Mさんの作業を支援することができます。

1.混乱を深めることにつながるため、適切ではありません。

2.Mさんの役割を奪うことになるため、適切ではありません。

4.作業が止まっているのは、認知機能の低下が問題です。自助具は適切ではありません。

5.認知機能が低下している人には理解が難しく、さらに混乱させることにつながります。

7
正解は3です。

動作が止まってしまったこの状況では、失行が考えられます。
ヒントを出すことにより、Mさん自身が次の行動に移りやすくなり、混乱を減らしながら作業を支援することが出来ます。

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