介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
老人・障害者の心理 問48

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問題

介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 老人・障害者の心理 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

回想法の特徴として、誤っているものを一つ選びなさい。
  • 過去のことを取り上げるだけではなく、将来につなげる目的がある。
  • 話したくないことは無理に引き出さない。
  • 言葉だけでなく、写真や絵などの視覚的な刺激を用いる。
  • 時間の見当識を高めるために、日付や曜日を確認する。
  • 人生の節目の出来事を振り返ることにより生じる感情に注目する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

回想法とは、懐かしい思い出を語り合ったり、誰かに話したりする事で脳を刺激し、認知機能の改善が期待出来るリハビリテーションです。

日付や曜日を確認して見当識を高めるのは、リアリティ・オリエンテーションといってまた別のリハビリテーションとなります。

参考になった数43

02

1.×
2.×
3.×
4.○ 日付の確認等はリアリティ・オリエンテーションである。
5.× 

参考になった数22

03

正解は4です。

回想法は、過去の思い出を回想することで、認知機能を改善させたり、認知症を遅らせたりといったことが期待できる方法です。

そういったことからも「将来につなげる目的」もあり、「回想で生じた感情」に目を向けることも大切です。また、回想法では「話したくない」ことには無理に触れず、「写真や絵、思い出の品」を使い視覚的な刺激を用いることで効果が高まるといわれます。

参考になった数17