介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
介護概論 問76

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問題

介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 介護概論 問76 (訂正依頼・報告はこちら)

利用者が熱湯を下肢に浴びてしまった。介護従事者の行う応急処置に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
  • ズボンを脱がせる。
  • 消毒をする。
  • 水泡はつぶす。
  • 軟膏を塗る。
  • 水で冷やす。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。
火傷をした際には冷水で冷やしてすぐに医師の診察を受けましょう。
2,4→消毒および軟膏は、場合によっては有害となります。
1→洋服をはがすと火傷部分の皮膚を傷めることがあるため、そのままにして病院へ搬送します。

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02

正解は 5 です。

1.× 熱湯のかかった服を脱がしてしまいがちですが、服と一緒に傷ついた皮膚もはがれてしまう可能性があります。必ず服の上から冷やします。

2.× 炎症状態に合わない消毒方法や軟膏などを塗ることによって、余計に炎症がひどくなる可能性があります。病院に行って適切な処置をしてもらいます。

3.× 水泡をつぶすことによって感染のリスクが高まります。つぶしません。

4.× 2.参照

5.  ○

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03

正解は【5】

火傷は最初の処置が特に大切になります。まずは水で冷やし、火傷の程度によっては、皮膚に衣類が貼りついている事がありますが、その場合は無理に剥がさずそのまま冷やします。

水泡が出来ている場合は潰してはいけません。また、軟膏や消毒などを自己判断で用いるのは適切ではありません。

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