介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
介護技術 問88

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 介護技術 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

機能性尿失禁に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
  • 強い尿意があり我慢できずに漏れる。
  • 階段や坂道をおりているときに漏れる。
  • 尿意をうまく伝えられなくて漏れる。
  • 冷たい水に触れると我慢できず漏れる。
  • 尿意がなく知らないうちに漏れる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (4件)

01

正解は3です。
機能性尿失禁とは、排尿機能が正常なのに、身体運動機能の低下や認知症が原因でおこるものです。
選択肢3は、尿意をうまく伝えられないというものです。排尿機能に問題があるわけではないため、機能性尿失禁だといえます。


参考になった数35

02

正解は3です。

尿失禁には4つのタイプがあります。
・重いものを持ち上げた時などおなかに力がかかった時に尿が漏れる「腹圧性尿失禁」
・尿意を感じるとすぐに尿が漏れてしまう「切迫性尿失禁」
・尿がうまく排出されずに膀胱に残り、それが少しずつあふれ出る「溢流性尿失禁」
・身体機能や認知能力の低下により「トイレに行く」という行動がうまくできずに尿が漏れてしまう「機能性尿失禁」
です。

1.尿意を感じて我慢できずに漏れてしまうのは「切迫性尿失禁」です。

2.おなかに力が入ることで尿がもれてしまう「腹圧性尿失禁」です。

3.認知能力または発語機能の低下によるものと考えられ、「機能性尿失禁」にあたります。

4.冷たい水により尿意がもたらされすぐに漏れてしまう「切迫性尿失禁」です。

5.膀胱に残った尿が尿意も排尿感覚も伴わずにあふれ出る「溢流性尿失禁」です。

参考になった数25

03

機能性尿失禁とは、排尿機能は正常でありながら、身体運動機能の低下(麻痺や骨折、疾患による障害など)や認知症(トイレを認識できないなど)が原因でおこるものです。
これを元に判断すると3番となります。

参考になった数19

04

正解は3です。
機能性尿失禁とは、排泄に関係する判断や動作が(認知症により排泄動作が分からないなど)うまくできずに失禁してしまう状態です。

他にも腹圧性尿失禁(咳やくしゃみなどの際、尿が漏れる状態)、切迫性尿失禁(強い尿意を感じて我慢できない状態)、溢流性(いつりゅうせい)尿失禁(尿が出にくい状態であふれてしまう状態)があります。

参考になった数10