介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
認知症の理解 問80
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問題
介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 認知症の理解 問80 (訂正依頼・報告はこちら)
成人の認知機能を評価する方法の中で、口頭での回答と図形の模写などで簡便に行えるものとして、適切なものを1つ選びなさい。
- Functional Assessment Staging(F A S T)
- 改訂長谷川式簡易知能評価スケール
- Mini-Mental State Examination(MM S E)
- ビネー式知能検査
- Clinical Dementia Rating(C D R)
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この過去問の解説 (3件)
01
1:「FAST」とは、アルツハイマー型認知症の段階をADLの障害の程度によって分類したものです。口頭での回答を得る形ではなく、第三者が見て客観的に判断します。
2:「改訂長谷川式簡易知能評価スケール」とは口頭での回答を得て認知機能を評価する方法です。介護度の認定調査にもよく使われています。しかし問題文にあるような図形の模写の項目はありません。
4:「ビネー式知能検査」は知能指数、つまりIQを調べる検査なので、認知機能の評価は出来ません。
5:CDRは認知症の重症度を評価する為の方法です。医者の診察や、家族からの情報を元に評価されます。
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02
FAST・・・日常生活の様子(機能)によってアルツハイマー型認知症の病期を判定する、評価表のことを言います。
改訂長谷川式簡易知能評価スケール・・・主に記憶力を中心とした簡易知能検査です。言語性知能検査のため、失語症・難聴の方には困難です。
MMSE・・・記憶、計算、言語的能力、図形的能力を測定するための、世界で一番有名な知能検査です。
ビネー式知能検査・・・知能面の精神年齢を測定するもので、幼稚園から中学生の一般知能の測定に適しています。
CDR・・・認知症の重症度を評価するための検査で、6項目5段階で評価します。
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03
MMSE(ミニメンタルステート検査)は記憶力・計算力・言語力を測定し、30点満点のうち何点取れたかで知能の低下を診断する検査です。
また検査は、日付や場所、物の名前や計算、図形の模写などを口頭による質問形式で行います。
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