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介護福祉士の過去問 第28回(平成27年度) 総合問題 問110

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。

〔 事  例 〕
Jさん(56歳、男性)は、脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で、左片麻痺と高次脳機能障害(higher brain dysfunction)があるために、障害者支援施設に入所して、車いすでの生活をしている。Jさんは、現在の施設に作業活動がないことを不満に思っていて、たびたび、妻に「職業訓練や収入を得ることが目的ではなく、のんびりと楽しみながら作業がしたい」と話している。妻はどうしたらよいのか分からず介護福祉職に相談した。介護福祉職は、Jさんが利用できるプログラムについて検討した。その結果、Jさんに合った創作的活動を取り入れたプログラムを実施することになった。

Jさんは、創作的活動に参加したが、その作業手順が複雑になると、何からやればよいのか分からなくなって、計画的に作業を進めることができない。作業をしているときのJさんの状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
遂行機能障害
   2 .
半側空間無視
   3 .
構音障害
   4 .
知的障害
   5 .
記憶障害
( 介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 総合問題 問110 )
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この過去問の解説 (3件)

30
正解は1です。

遂行機能障害は、目標を定めて、それに向かって物事を進めていく能力が障害されることを言います。
何からやればいいのかわからず、計画的に作業が出来ない状態は、遂行機能障害と考えられます。

2.半側空間無視は、高次脳機能障害の一つで、半側からの刺激が認識できなくなる症状を言います。

3.構音障害は、発音がうまくできない症状を言います。

4.知的障害は、発達期までに生じた障害によって、認知能力が遅れた水準でととどまった状態のことをいいます。
脳梗塞の後遺症のことを知的障害とは言いません。

5.記憶障害は、自分が経験したことや、過去のことが抜け落ちてしまう障害のことを言います。認知症の中核症状のひとつです。

付箋メモを残すことが出来ます。
10
正解は1です。


J さんは計画的に作業を進めることができない とあります。
これは見通しが立たなくなったり、自分で計画を立てて実行することができなくなったりする 遂行機能障害に当てはまります。
よって正解は1となります。

8
正解は1です。

高次脳機能障害の主な症状には「記憶障害」、「注意障害(半側空間無視を含む)」、「社会的行動障害」、「遂行機能障害」などがあります。

なかでも「遂行機能障害」は、自分で計画を立てられなかったり、仕事の効率が悪かったり、物事の優先順位がつけられなかったりといった状態がみられます。また、問題でのJさんの状態とも当てはまります。

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