介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
社会の理解 問5

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問題

介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) 社会の理解 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

家族の変容に関する2015年(平成27年)以降の動向として、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)「50歳時の未婚割合」とは、45〜49歳の未婚率と50〜54歳の未婚率の平均であり、「生涯未婚率」とも呼ばれる。
  • 1世帯当たりの人数は、全国平均で3.5人を超えている。
  • 核家族の中で、「ひとり親と未婚の子」の世帯が増加している。
  • 50歳時の未婚割合は、男性よりも女性のほうが高い。
  • 65歳以上の人がいる世帯では、単独世帯が最も多い。
  • 結婚して20年以上の夫婦の離婚は、減少している。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2番です。

1  1世帯当たりの人数は、全国平均で3.5人を超えている。→一世帯当たりの人数は全国平均で3人を下回っています。

(正解)2 核家族の中で、「ひとり親と未婚の子」の世帯が増加している。→現在、高齢化と晩婚化の両方が進んでいるので、「ひとり親と未婚の子」が増加しています。

3 50歳時の未婚割合は、男性よりも女性のほうが高い。→未婚割合は、女性よりも男性の方が高いです。

4  65歳以上の人がいる世帯では、単独世帯が最も多い。→65歳以上の人がいる世帯では「夫婦世帯」が最も多く、「単独世帯」は2番目に多いです。

5  結婚して20年以上の夫婦の離婚は、減少している。→離婚は増加しています。

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02

正解は、2です。

1.平均世帯人数は2015年で2.49人、2019年で2.39人です。3.5人を超えていません。そのため、不正解です。

2.2015年から2018年にかけて、「ひとり親と未婚の子」の世帯が増加しています。正解です。

3.50歳時の未婚割合は男性のほうが高いため、不正解です。

4.65歳以上の人がいる世帯では、夫婦のみの世帯が最多です。そのため、不正解です。

5.結婚して20年以上の夫婦の離婚は増加しています。そのため、不正解です。

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03

最も適切なものは2です。文のとおりです。

他の選択肢については以下のとおりです。

1.不適切です。

単独世帯が増えてきているため、誤りです、令和2年の国勢調査によると

世帯あたりの人数は2.27人となっています。

参考資料はこちらです。

『令和2年国勢調査 人口速報集計結果』

https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/outline.pdf

3.不適切です。

50歳時の未婚割合は、男性の方が高いです。

参考資料はこちらです。

『総務省・家族形態の変化』

https://www.soumu.go.jp/main_content/000516531.pdf

4.不適切です。

夫婦世帯が多いです。

参考資料はこちらです。

『令和2年版高齢社会白書』

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/zenbun/s1_1_3.html

5.不適切です。

同居期間別にみた離婚件数の年次推移によれば、20年以上の夫婦の離婚は増えています。

参考資料は『令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況』です。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai20/dl/kekka.pdf

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