介護福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
社会の理解 問13
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問題
介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) 社会の理解 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
Dさん(64歳、女性、障害支援区分4、身体障害者手帳2級)は、「障害者総合支援法」の居宅介護を利用して生活している。この居宅介護事業所は共生型サービスの対象となっている。
Dさんは65歳になった後のサービスについて心配になり、担当の居宅介護職員に、「65歳になっても今利用しているサービスは使えるのか」と尋ねてきた。
居宅介護事業所の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
Dさんは65歳になった後のサービスについて心配になり、担当の居宅介護職員に、「65歳になっても今利用しているサービスは使えるのか」と尋ねてきた。
居宅介護事業所の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
(注)「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
- Dさんは障害者なので介護保険サービスを利用することはないと伝える。
- 障害者の場合は75歳になると介護保険サービスに移行すると伝える。
- 現在利用しているサービスを継続して利用することができると伝える。
- 継続して利用できるかどうか65歳になった後で検討すると伝える。
- 介護予防のための通所介護(デイサービス)を利用することになると伝える。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3番です。
1 Dさんは障害者なので介護保険サービスを利用することはないと伝える。→設問の「居宅介護事業所は共生型サービスの対象となっている。」とあるので、65歳以降も引き続きサービスを利用できます。選択肢の「~ない」という表現は不正解の場合が高いです。
2 障害者の場合は75歳になると介護保険サービスに移行すると伝える。→65歳以降も現在受けているサービスを引き続き継続できます。
(正解)3 現在利用しているサービスを継続して利用することができると伝える。→正解になります。
4 継続して利用できるかどうか65歳になった後で検討すると伝える。→設問の「居宅介護事業所は共生型サービスの対象となっている。」とあるので、引き続きサービスを利用できます。
5 介護予防のための通所介護(デイサービス)を利用することになると伝える。→65歳以降も現在のサービスを利用できます。
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02
正解は、3です。
1.共生型サービスの対象事業所なので、65歳以降でも同じサービスを利用できます。そのため、不正解です。
2.共生型サービスの対象事業所なので、65歳以降で介護保険サービスとして同じサービスを継続利用できます。そのため、不正解です。
3.共生型サービスの対象事業所なので、現在利用しているサービスを継続して利用できます。正解です。
4.65歳以降も継続利用できることは、規定上制定されているため、検討の必要はありません。そのため、不正解です。
5.65歳以降も同じサービスを継続利用できます。介護予防のためにデイサービスを利用することにはなりません。そのため、不正解です。
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03
最も適切なものは3です。
法律が介護保険法に移行しますが、
障害者総合支援法の居宅介護に相当するサービスが
介護保険法の訪問介護サービスに該当します。
共生型のサービスを提供しているため、
名称や担当する法律が変わりますが、
サービス内容には変更はありません。
他の選択肢は以下のとおりです。
1.不適切です。
65歳になると介護保険に移行します。誤りです。
2.不適切です。
75歳ではなく、65歳からです。
4.不適切です。
先に述べたとおりです。
5.不適切です。
介護予防のための通所介護は「要支援1・2」の人が対象です。
また、Dさんの場合、先に述べたとおり、
同じサービスを受けられます。
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