大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問72 (地理B(第2問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問72(地理B(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

資源と産業に関する次の問いに答えよ。

食物を長期間保存する手段の一つに缶詰がある。次の図1は、缶詰に利用される主な金属の生産国とその割合を示したものであり、アとイは、アルミニウムと粗鋼のいずれかである。また、後の図2は、それらの原料の主な産出地を示したものであり、凡例AとBは、ボーキサイトと鉄鉱石のいずれかである。粗鋼に該当する記号と、鉄鉱石に該当する凡例との正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • ア ― A
  • ア ― B
  • イ ― A
  • イ ― B

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この過去問の解説 (1件)

01

正しい組み合わせは「イ―B」です。

 

図1(生産国構成)

:中国の次にインド・日本・ロシア・韓国・アメリカ合衆国が並ぶ。
→世界の粗鋼上位6か国(2019 年)と完全に一致します。

 

:中国の次がインド・ロシア・カナダ・オーストラリアなどで、アメリカ・日本・韓国が見えない。
→これは世界の一次アルミニウム生産国の顔ぶれです。

 

よって 粗鋼=イ

 

 

図2(鉱石産地分布)

凡例A(△)はギニア・ブラジル北部・ジャマイカ・豪州北部など熱帯~亜熱帯のラテライト地帯に集中。
→典型的なボーキサイト分布です。

 

凡例B(■)は豪州ピルバラ・ブラジル南東部・カナダラブラドル・スウェーデン・ロシア等中~高緯度にも広く分布
→世界の鉄鉱石主産地に一致します。

 

したがって 鉄鉱石=B

選択肢1. ア ― A

誤りです。

選択肢2. ア ― B

誤りです。

選択肢3. イ ― A

誤りです。

選択肢4. イ ― B

正しいです。

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