大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問81 (政治・経済(第3問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問81(政治・経済(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次に示したのは、生徒たちが最近読んだある日の新聞の1面である。傍線部a〜hは、それぞれの見出しやコラムを示している。これに関連して、後の問いに答えよ。

傍線部bに関連して、生徒Yは、日本の失業について詳しく知りたいと考え、「労働力調査」の「用語の定義」から15歳以上人口の分類を調べ、次の資料にまとめた。その上で、Yはある月の月末1週間の状況として、後のA~Cの3人のモデルケースを作成し、3人の就業状態を分類した。資料中の空欄( ア )に入る語句と空欄( イ )に入る分類の図の組合せとして正しいものを、後のうちから一つ選べ。

資料
●15歳以上人口は、労働力人口と非労働力人口からなる。
 →この15歳以上人口は、生産年齢人口と( ア )。

●労働力人口は、就業者と完全失業者からなる。(調査週間は月末1週間)
〇就業者は、従業者と休業者からなる。
•従業者は、収入を伴う仕事を1時間以上した者。
•休業者は、仕事をもちながら、調査週間中に少しも仕事をしなかったものの、賃金等の支払いを受けた者、または受けることになっている者。

〇完全失業者は、次の三つの条件を満たす者。
•仕事がなくて調査週間中に少しも仕事をしなかった。
•仕事があればすぐに就くことができる。
•調査週間中に、仕事を探す活動や事業を始める準備をしていた(過去の求職活動の結果を待っている場合を含む)。

→これらに従った3人のモデルケースの正しい分類は( イ )である。

※非労働力人口は、通学、家事、高齢などの理由で仕事をしていない者。

( ア )に入る語句
a  一致する
b  一致しない
問題文の画像
  • ア ― a  イ ― 図1
  • ア ― a  イ ― 図2
  • ア ― a  イ ― 図3
  • ア ― a  イ ― 図4
  • ア ― b  イ ― 図1
  • ア ― b  イ ― 図2
  • ア ― b  イ ― 図3
  • ア ― b  イ ― 図4

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、生産年齢人口の定義を理解しているか、そして資料を適切に読み取ることができるかが重要になります。

 

生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満の人口を指します。

また、労働力人口と非労働力人口の違いは、働く意思や能力があるかないかで判断されます。

 

モデルケースA~Cを分類します。

 

Aはアルバイトはしていないが、働く意思を持ち求人情報に応募をしている状態のため完全失業者に該当します。

Bは仕事を退職し、調査期間中は仕事そして求職活動をしていないため、働く意思を持ち合わせていないため、非労働力人口に該当します。

Cは調査期間中に一日臨時の仕事を得ているため就業者に該当します。

 

 

選択肢1. ア ― a  イ ― 図1

不適切

 

a ×

生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満の人口を指します。

 

図1 ×

Aはアルバイトはしていないが、働く意思を持ち求人情報に応募をしている状態のため完全失業者に該当します。

Bは仕事を退職し、調査期間中は仕事そして求職活動をしていないため、働く意思を持ち合わせていないため、非労働力人口に該当します。

Cは調査期間中に一日臨時の仕事を得ているため就業者に該当します。

 

 

選択肢2. ア ― a  イ ― 図2

不適切

 

a ×

生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満の人口を指します。

 

図2 ×

Aはアルバイトはしていないが、働く意思を持ち求人情報に応募をしている状態のため完全失業者に該当します。

Bは仕事を退職し、調査期間中は仕事そして求職活動をしていないため、働く意思を持ち合わせていないため、非労働力人口に該当します。

Cは調査期間中に一日臨時の仕事を得ているため就業者に該当します。

 

 

選択肢3. ア ― a  イ ― 図3

不適切

 

a ×

生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満の人口を指します。

 

図3 〇

Aはアルバイトはしていないが、働く意思を持ち求人情報に応募をしている状態のため完全失業者に該当します。

Bは仕事を退職し、調査期間中は仕事そして求職活動をしていないため、働く意思を持ち合わせていないため、非労働力人口に該当します。

Cは調査期間中に一日臨時の仕事を得ているため就業者に該当します。

 

 

選択肢4. ア ― a  イ ― 図4

不適切

 

a ×

生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満の人口を指します。

 

図4 ×

Aはアルバイトはしていないが、働く意思を持ち求人情報に応募をしている状態のため完全失業者に該当します。

Bは仕事を退職し、調査期間中は仕事そして求職活動をしていないため、働く意思を持ち合わせていないため、非労働力人口に該当します。

Cは調査期間中に一日臨時の仕事を得ているため就業者に該当します。

選択肢5. ア ― b  イ ― 図1

不適切

 

b 〇

生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満の人口を指します。

 

図1 ×

Aはアルバイトはしていないが、働く意思を持ち求人情報に応募をしている状態のため完全失業者に該当します。

Bは仕事を退職し、調査期間中は仕事そして求職活動をしていないため、働く意思を持ち合わせていないため、非労働力人口に該当します。

Cは調査期間中に一日臨時の仕事を得ているため就業者に該当します。

 

選択肢6. ア ― b  イ ― 図2

不適切

 

b 〇

生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満の人口を指します。

 

図2 ×

Aはアルバイトはしていないが、働く意思を持ち求人情報に応募をしている状態のため完全失業者に該当します。

Bは仕事を退職し、調査期間中は仕事そして求職活動をしていないため、働く意思を持ち合わせていないため、非労働力人口に該当します。

Cは調査期間中に一日臨時の仕事を得ているため就業者に該当します。

選択肢7. ア ― b  イ ― 図3

適切

 

b 〇

生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満の人口を指します。

 

図3

Aはアルバイトはしていないが、働く意思を持ち求人情報に応募をしている状態のため完全失業者に該当します。

Bは仕事を退職し、調査期間中は仕事そして求職活動をしていないため、働く意思を持ち合わせていないため、非労働力人口に該当します。

Cは調査期間中に一日臨時の仕事を得ているため就業者に該当します。

選択肢8. ア ― b  イ ― 図4

不適切

 

b 〇

生産年齢人口とは、15歳以上65歳未満の人口を指します。

 

図4 ×

Aはアルバイトはしていないが、働く意思を持ち求人情報に応募をしている状態のため完全失業者に該当します。

Bは仕事を退職し、調査期間中は仕事そして求職活動をしていないため、働く意思を持ち合わせていないため、非労働力人口に該当します。

Cは調査期間中に一日臨時の仕事を得ているため就業者に該当します。

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