大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問72 (政治・経済(第2問) 問1)
問題文
シラバス内の下線部aに関連して、次に示したのは、いわゆる「アベノミクス」の目標や手法について、2014年に公表された資料に基づき整理したスライドの一部である。スライド中の空欄アにはAかB、イにはCかD、ウにはEかFのいずれかの記述が当てはまる。空欄ア〜ウに当てはまる記述の組合せとして最も適当なものを、回答選択肢のうちから一つ選べ。
A 金融緩和政策を進める
B 金融引締政策を進める
C 原則的に財政支出を抑制し財政均衡をめざす
D 機動的に財政支出を拡大し景気浮揚をめざす
E 規制緩和によって新分野への外資導入や民間企業の投資を促進する
F 規制強化によって新分野への外資導入や民間企業の投資を促進する

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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問72(政治・経済(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
シラバス内の下線部aに関連して、次に示したのは、いわゆる「アベノミクス」の目標や手法について、2014年に公表された資料に基づき整理したスライドの一部である。スライド中の空欄アにはAかB、イにはCかD、ウにはEかFのいずれかの記述が当てはまる。空欄ア〜ウに当てはまる記述の組合せとして最も適当なものを、回答選択肢のうちから一つ選べ。
A 金融緩和政策を進める
B 金融引締政策を進める
C 原則的に財政支出を抑制し財政均衡をめざす
D 機動的に財政支出を拡大し景気浮揚をめざす
E 規制緩和によって新分野への外資導入や民間企業の投資を促進する
F 規制強化によって新分野への外資導入や民間企業の投資を促進する

- ア ― A イ ― C ウ ― E
- ア ― A イ ― C ウ ― F
- ア ― A イ ― D ウ ― E
- ア ― A イ ― D ウ ― F
- ア ― B イ ― C ウ ― E
- ア ― B イ ― C ウ ― F
- ア ― B イ ― D ウ ― E
- ア ― B イ ― D ウ ― F
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、安倍政権による経済政策いわゆるアベノミクスの理解を問う問題です。
いわゆる経済政策は、大きく分けて
財政政策と金融政策とで構成されます。
財政政策は、政府から予算を出して公共事業等に投資を行い景気を刺激する政策です。
金融政策は、公的金利を調節することで市場金利、為替レートを操作し景気を刺激する政策です。
景気が過熱して、その弊害(インフレなど)が顕著となる恐れがある場合は、財政支出を抑制し、金利を上げて、景気の過熱を抑えます。
逆に景気が沈滞して、その弊害(デフレなど)が顕著となる恐れがある場合は、積極的に財政出動を行い、政策金利を下げて、景気の上昇を図ります。
いわゆるアベノミクスは、長い景気後退によって、物価の下落と賃金の下落そしてさらなる経済の縮小いわゆるデフレスパイラルを避けるため、かつてない規模の金融緩和政策(マイナス金利政策)による円安誘導を行い、それと並行して大規模な財政出動を行うことで景気回復を図りました。
アベノミクスは一定の成功を収め、デフレからインフレ傾向に変わりました。現在では、物価上昇を上回る賃金上昇が政策課題となつています。
これらを理解した場合自ずから解答は導き出せると思います。
アは、「金融政策を進める」です。
イは、「積極的に財政支出を拡大し、景気浮揚を目指す」です。
従って、不正解です。
アは、「金融政策を進める」です。
イは、「積極的に財政支出を拡大し、景気浮揚を目指す」です。
従って、不正解です。
アは、「金融政策を進める」です。
イは、「積極的に財政支出を拡大し、景気浮揚を目指す」です。
ウは、「規制緩和によって新分野への外資導入や民間企業の投資を促進する」です。
従って、正解です。
アは、「金融政策を進める」です。
イは、「積極的に財政支出を拡大し、景気浮揚を目指す」です。
ウは、「規制緩和によって新分野への外資導入や民間企業の投資を促進する」です。
従って、不正解です。
アは、「金融政策を進める」です。
従って、不正解です。
アは、「金融政策を進める」です。
従って、不正解です。
アは、「金融政策を進める」です。
従って、不正解です。
アは、「金融政策を進める」です。
従って、不正解です。
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