大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問96 (政治・経済(第4問) 問6)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問96(政治・経済(第4問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒X、生徒Yおよび生徒Zは、「政治・経済」の授業でグループ発表をすることになり、その準備をしている。生徒たちが放課後にスマートフォンで行ったやりとりの一部が、以下の画像である。

スマートフォン画面画像内の下線部fに関連して、少子化の現状と動向を考察するために、生徒Yと生徒Zは次の図1と図2をみながら後の会話をしている。YとZの会話文中の下線部ア〜エのうち、図を正しく読みとっている記述として誤っているものを、回答選択肢のうちから一つ選べ。

Z:図1をみると、1970年代半ば以降、合計特殊出生率は日本の人口規模が維持される水準といわれる、おおよそ2.07を下回っているよね。
Y:そもそも平均として、生涯で何人くらいの子どもが欲しいのかなあ。
Z:若い世代の人たちの結婚、妊娠、出産についての希望がかなった場合に実現する希望出生率っていうのがあるんだけど、これについては、各種調査に基づいて、政府が目標値として1.8としているらしいよ。
Y:2005年から2015年までの期間は、合計特殊出生率が上昇傾向を示していたけれど、それでも希望出生率には達していないよね。この差を埋めるような政策が必要なんだね。
Z:一つの有効な政策は、夫の家事や育児への参加をもっと促進することじゃないかな。図2からわかるように、「夫の休日の家事・育児時間」と「第2子以降の出生ありの割合」をみると、両者には正の関係性があることがわかるよね。
Y:たしかに、図2をみると、「夫の休日の家事・育児時間なし」の場合と比べれば、「夫の休日の家事・育児時間」がたとえ2時間未満であっても、「第2子以降の出生ありの割合」は高くなり、「第2子以降の出生なしの割合」を上回るものね。もっとも、この図2は休日に限ったものだから、そこは注意が必要だよね。
問題文の画像
  • 下線部ア
  • 下線部イ
  • 下線部ウ
  • 下線部エ

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