大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問17 (現代社会(第3問) 問6)
問題文
解説文
固定価格買取制度とは、一般家庭や企業などが再生可能エネルギーを用いて発電した電力を、地域の電力会社(送電事業者)が一定期間、国が定めた価格(固定価格)で買い取ることを義務づけた制度である。発電された電力について、市場の需要曲線と供給曲線を考えたとき、固定価格で買い取るので( Ⅰ )は水平になり、全体では図( Ⅱ )のようになる。この制度の狙いは、十分高い価格での販売による利益を求めて新規参入した家庭や企業からの電力が増えることによって、( Ⅲ )にシフトさせることである。

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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問17(現代社会(第3問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
解説文
固定価格買取制度とは、一般家庭や企業などが再生可能エネルギーを用いて発電した電力を、地域の電力会社(送電事業者)が一定期間、国が定めた価格(固定価格)で買い取ることを義務づけた制度である。発電された電力について、市場の需要曲線と供給曲線を考えたとき、固定価格で買い取るので( Ⅰ )は水平になり、全体では図( Ⅱ )のようになる。この制度の狙いは、十分高い価格での販売による利益を求めて新規参入した家庭や企業からの電力が増えることによって、( Ⅲ )にシフトさせることである。

- Ⅰ ― 需要曲線 Ⅱ ― B Ⅲ ― 供給曲線を左
- Ⅰ ― 需要曲線 Ⅱ ― B Ⅲ ― 供給曲線を右
- Ⅰ ― 需要曲線 Ⅱ ― C Ⅲ ― 供給曲線を左
- Ⅰ ― 需要曲線 Ⅱ ― C Ⅲ ― 供給曲線を右
- Ⅰ ― 供給曲線 Ⅱ ― A Ⅲ ― 需要曲線を左
- Ⅰ ― 供給曲線 Ⅱ ― A Ⅲ ― 需要曲線を右
- Ⅰ ― 供給曲線 Ⅱ ― D Ⅲ ― 需要曲線を左
- Ⅰ ― 供給曲線 Ⅱ ― D Ⅲ ― 需要曲線を右
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この過去問の解説 (1件)
01
固定価格買取制度には、再生可能エネルギーの導入促進、発電事業者の収益の安定、環境負荷の削減、発電量の増加などのメリットがあります。
Ⅰ…需要曲線。発電された電力を固定価格で買い取るので、発電量に関わらず需要(電力の消費量)は一定になります。
Ⅱ…C。供給量(電力の生産量)が増加すると、発電量が増加します。
Ⅲ…供給曲線を右。発電量が増加すると供給曲線が右にシフトします。
不適当
Ⅰ…適切。
Ⅱ…不適切。供給量(電力の生産量)が低下しているのに、発電量が増加しているので間違いです。
Ⅲ…不適切。供給曲線が左にシフトすると、発電量が低下してしまうことになるので間違いです。
不適当
Ⅰ…適切。
Ⅱ…不適切。供給量(電力の生産量)が低下しているのに、発電量が増加しているので間違いです。
Ⅲ…適切。
不適当
Ⅰ…適切。
Ⅱ…適切。
Ⅲ…不適切。供給曲線が左にシフトすると、発電量が低下してしまうことになるので間違いです。
適当
Ⅰ…適切。
Ⅱ…適切。
Ⅲ…適切。
不適当
Ⅰ…不適切。供給量(電力の生産量)の増加に伴い、発電量が増加するので間違いです。
Ⅱ…不適切。発電量に関わらず、需要(電力の消費量)は一定になるので間違いです。
Ⅲ…不適切。発電された電力を固定価格で買い取るので、需要曲線を左にシフトしても何も変わらないので間違いです。
不適当
Ⅰ…不適切。供給量(電力の生産量)の増加に伴い、発電量が増加するので間違いです。
Ⅱ…不適切。発電量に関わらず、需要(電力の消費量)は一定になるので間違いです。
Ⅲ…不適切。発電された電力を固定価格で買い取るので、需要曲線を右にシフトしても何も変わらないので間違いです。
不適当
Ⅰ…不適切。供給量(電力の生産量)の増加に伴い、発電量が増加するので間違いです。
Ⅱ…不適切。発電量に関わらず、需要(電力の消費量)は一定になるので間違いです。
Ⅲ…不適切。発電された電力を固定価格で買い取るので、需要曲線を左にシフトしても何も変わらないので間違いです。
不適当
Ⅰ…不適切。供給量(電力の生産量)の増加に伴い、発電量が増加するので間違いです。
Ⅱ…不適切。発電量に関わらず、需要(電力の消費量)は一定になるので間違いです。
Ⅲ…不適切。発電された電力を固定価格で買い取るので、需要曲線を右にシフトしても何も変わらないので間違いです。
再生可能エネルギーに関して、固定価格買取制度や需要供給、経済への影響を理解しておきましょう。
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