大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問5 (現代社会(第1問) 問5)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問5(現代社会(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

ある大学の授業では、「安全保障に関する政治と裁判」を全体テーマとして、それに関わる個別テーマを受講生が自分で選び、発表することになった。2回目の授業で、受講生はそれぞれ選んだテーマを記した紙を黒板に張り出した。次のテーマを読み、後の問いに答えよ。

【安全保障政策の違憲審査】
国の安全保障政策に対して、e 裁判所はどのようなf 違憲審査をすることができるのか?

下線部eに関して、日本国憲法における裁判官についての記述として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
  • 罷免の訴追を受けた裁判官を裁判する弾劾裁判所は、最高裁判所に設けられている。
  • 裁判官は、心身の故障のために職務を果たすことができないと国会で議決されたとき、罷免される。
  • 最高裁判所の裁判官のうち、長官以外の裁判官を任命する権限は、最高裁判所の長官が有している。
  • すべての裁判官は独立してその職権を行うという、裁判官の独立が保障されている。

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この過去問の解説 (1件)

01

日本国憲法における裁判官についての知識が問われている問題です。

選択肢1. 罷免の訴追を受けた裁判官を裁判する弾劾裁判所は、最高裁判所に設けられている。

不適当

弾劾裁判所は、国会に設けられている独立機関です。

選択肢2. 裁判官は、心身の故障のために職務を果たすことができないと国会で議決されたとき、罷免される。

不適当

国会ではなく、裁判により決定された場合に罷免されます。

選択肢3. 最高裁判所の裁判官のうち、長官以外の裁判官を任命する権限は、最高裁判所の長官が有している。

不適当

最高裁判所の長官ではなく、内閣が有しています。

選択肢4. すべての裁判官は独立してその職権を行うという、裁判官の独立が保障されている。

適当

裁判官の独立とは、他のあらゆる権力からの干渉を受けず、

良心と法に基づいて判断することをいいます。

まとめ

日本国憲法における裁判官について、任命と罷免の仕組みや権限を理解しておきましょう。

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