大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問8 (現代社会(第2問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問8(現代社会(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

高校生のイトウさんとヤマネさんは、働くことと生き方をテーマに、グループで調査研究を行うことにした。次の問いに答えよ。

イトウさんとヤマネさんは先生に、働くことと生き方について社会人に直接、話を聞き、調査したいと伝えたところ、先生から高校の卒業生を紹介してもらえることになった。次の会話文のアには後の語句A・Bのいずれかが、イには記述C・Dのいずれかが、ウには語句E・Fのいずれかが入る。その組合せとして最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。

会話文
先生:今回のように、卒業生が働く職場を実際に訪ね、その場所で様々なことを体験、見聞きしながら、データとなる情報を収集し記録する調査方法は( ア )と呼ばれますね。この場合、現地でアンケートやインタビューを行うこともあります。卒業生にどんなことを尋ねたいですか。
イトウ:これからインタビュー用の質問項目を作る予定です。仕事に関してこれまでに行われた調査の項目を参考にしたり、グループでブレインストーミングを行ったりして作成するつもりです。
先生:いいですね。ブレインストーミングでは、( イ )ことができますね。その後、目的に応じて質問項目を選び、卒業生にインタビューをしましょう。
ヤマネ:卒業生へのインタビューから得られた多くの情報は、どのように整理すれば良いのでしょうか。
先生:方法はいくつかあります。例えば、個々の経験的事実から共通する事柄を取り出して、一般的な傾向を見出す方法として、( ウ )があります。このような考え方も念頭に、情報を整理してみてください。

アに入る語句
A  ロールプレイ
B  フィールドワーク

イに入る記述
C  グループのメンバーで、お互いのアイデアを否定しないというルールで、自由にたくさんの意見を出し合う
D  自分の意見や立場とは関係なく、肯定側と否定側に分かれ、あるテーマについて討論し、勝ち負けを決める

ウに入る語句
E  帰納法
F  演繹法
  • ア ― A  イ ― C  ウ ― E
  • ア ― A  イ ― C  ウ ― F
  • ア ― A  イ ― D  ウ ― E
  • ア ― A  イ ― D  ウ ― F
  • ア ― B  イ ― C  ウ ― E
  • ア ― B  イ ― C  ウ ― F
  • ア ― B  イ ― D  ウ ― E
  • ア ― B  イ ― D  ウ ― F

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この過去問の解説 (1件)

01

【ア】

答えはBです。

Aのロールプレイとは、現実に起こる場面を想定して、

複数の人がそれぞれ役(role)を演じ(play)、

疑似体験を通じてスキルを高める方法のことです。

 

【イ】

答えはCです。

Dはディベート(討論)の説明です。

 

【ウ】

答えはEです。

Fの演繹法は帰納法とは逆で、一般的なルールや原理から、

個別の事例や結論を導き出す方法です。

選択肢1. ア ― A  イ ― C  ウ ― E

不適当

ア…不適当です。

イ…適当です。

ウ…適当です。

選択肢2. ア ― A  イ ― C  ウ ― F

不適当

ア…不適当です。

イ…適当です。

ウ…不適当です。

選択肢3. ア ― A  イ ― D  ウ ― E

不適当

ア…不適当です。

イ…不適当です。

ウ…適当です。

選択肢4. ア ― A  イ ― D  ウ ― F

不適当

ア…不適当です。

イ…不適当です。

ウ…不適当です。

選択肢5. ア ― B  イ ― C  ウ ― E

適当

ア…適当です。

イ…適当です。

ウ…適当です。

選択肢6. ア ― B  イ ― C  ウ ― F

不適当

ア…適当です。

イ…適当です。

ウ…不適当です。

選択肢7. ア ― B  イ ― D  ウ ― E

不適当

ア…適当です。

イ…不適当です。

ウ…適当です。

選択肢8. ア ― B  イ ― D  ウ ― F

不適当

ア…適当です。

イ…不適当です。

ウ…不適当です。

まとめ

調査研究に対しての重要語句を理解しておきましょう。

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