大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問7 (現代社会(第1問) 問7)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問7(現代社会(第1問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

ある大学の授業では、「安全保障に関する政治と裁判」を全体テーマとして、それに関わる個別テーマを受講生が自分で選び、発表することになった。2回目の授業で、受講生はそれぞれ選んだテーマを記した紙を黒板に張り出した。次のテーマを読み、後の問いに答えよ。

【安全保障概念の多様化】
g 軍事とは別の観点から、安全保障の語が使われるようになっているが、それはどのようなものか?

下線部gに関して、次の説明文は「食料安全保障」について解説したものである。説明文中のア・イには後の記述A・Bのいずれかが、Ⅰ・Ⅱには記述P・Qのいずれかが、Ⅲには記述R・Sのいずれかが入る。イ・Ⅱ・Ⅲに入るものの組合せとして最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。

説明文
「食料安全保障」について、異なる視点から様々な対策が行われている。日本では、食料の多くを特定の国・地域からの輸入に頼っている。このため、そこからの輸入が途絶すると食料不足に陥るという現状への危惧から、「食料安全保障」の考え方に基づき、( ア )が主張される。その際、特定の国・地域への依存を回避することに重きをおくと、( Ⅰ )政策が考えられる。しかし、国外の広い範囲での凶作といった不測の事態が起きると、( Ⅰ )政策でも食料確保が不可能になるおそれから、( Ⅱ )政策を採ることが重視される。
国連食糧農業機関は「食料安全保障」の考え方に基づき、( イ )を打ち出している。これには、特に開発途上国において飢餓の問題が深刻化しているという背景がある。この考えに従い、1996年の世界食糧サミットや2000年のミレニアム開発目標では、2015年までに地球規模で栄養不足人口(飢餓人口)を( Ⅲ )という目標が立てられたが、その達成はできず、持続可能な開発目標(SDGs)に改変されたかたちで組み込まれている。

ア・イに入る記述
A  すべての人が安全で栄養のある食料を入手する権利を有すること
B  国外の状況に左右されることなく食料を確保すべきこと

Ⅰ・Ⅱに入る記述
P  食料自給率を向上させる
Q  食料輸入先を分散させる

Ⅲに入る記述
R  半減させる
S  ゼロにする
  • イ ― A  Ⅱ ― P  Ⅲ ― R
  • イ ― A  Ⅱ ― P  Ⅲ ― S
  • イ ― A  Ⅱ ― Q  Ⅲ ― R
  • イ ― A  Ⅱ ― Q  Ⅲ ― S
  • イ ― B  Ⅱ ― P  Ⅲ ― R
  • イ ― B  Ⅱ ― P  Ⅲ ― S
  • イ ― B  Ⅱ ― Q  Ⅲ ― R
  • イ ― B  Ⅱ ― Q  Ⅲ ― S

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説

まだ、解説がありません。