給水装置工事主任技術者の過去問
平成27年度(2015年)
給水装置工事法 問17
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問題
給水装置工事主任技術者試験 平成27年度(2015年) 給水装置工事法 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
給水装置工事に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 口径20mmのポリエチレン1種二層管を配管するにあたり、曲げ半径を60cmで管を曲げて配管した。
イ 給水管を埋設するにあたり、ガス供給管と平行になるため、事故防止と修理作業を考慮して、給水管とガス供給管の離隔を30cm確保して埋設した。
ウ 呼び径50mmの硬質ポリ塩化ビニル管のTS継手の接合において、接着剤を塗布後、直ちにさし口を継手の受口にさし込み、管の戻りを防ぐため20秒間そのまま保持した。
エ ポリエチレン二層管の接合の際に、管種( 1種・2種 )に適合した金属継手を分解して、袋ナット、リングの順序で管に部品を通し、リングは割りのない方を袋ナット側に向けた。
ア 口径20mmのポリエチレン1種二層管を配管するにあたり、曲げ半径を60cmで管を曲げて配管した。
イ 給水管を埋設するにあたり、ガス供給管と平行になるため、事故防止と修理作業を考慮して、給水管とガス供給管の離隔を30cm確保して埋設した。
ウ 呼び径50mmの硬質ポリ塩化ビニル管のTS継手の接合において、接着剤を塗布後、直ちにさし口を継手の受口にさし込み、管の戻りを防ぐため20秒間そのまま保持した。
エ ポリエチレン二層管の接合の際に、管種( 1種・2種 )に適合した金属継手を分解して、袋ナット、リングの順序で管に部品を通し、リングは割りのない方を袋ナット側に向けた。
- ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正
- ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
- ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤
- ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
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この過去問の解説 (2件)
01
設問の60cmは20倍以上となることから、答えは正です。
「イ」給水管を他の埋設物に近接する場合は、記述のとおり実施する必要があります。答えは正です。
「ウ」硬質ポリ塩化ビニル管のTS接続においては、口径50㎜以下は30秒以上、口径75㎜以上は60秒以上そのまま保持する必要があります。
記述は誤っているため、誤です。
「エ」ポリエチレン管の接合の際は、袋ナット、リングの順で部品を通し、リングは割のあるほうをナット側に向ける必要があります。
誤った記述のため、誤です。
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02
ア:正しい。
ポリエチレン管の曲げ半径は、管の外径の20倍以上とされてます。
20mm管の基準外径は約27mmのため、20倍は540mm(54cm)になります。
よって、アの記述にある60cmは20倍以上となり、適当となります。
イ:正しい。記述のとおりです。
ウ:誤り。
保持時間は呼び径 50mm以下は30秒以上、75mm以上は60秒以上が標準 とされています。
エ:誤り。
ポリエチレン二層管の接合の際には、エの記述のとおりに部品を通し、リングに関してはは割りのあるほうを袋ナット側に向ける必要があります。
したがって、答えは【3】になります。
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