給水装置工事主任技術者の過去問
平成27年度(2015年)
給水装置の構造及び性能 問28
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問題
給水装置工事主任技術者試験 平成27年度(2015年) 給水装置の構造及び性能 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
給水装置の耐寒性能基準に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- 耐寒性能基準は、寒冷地仕様の給水用具か否かの判断基準であり、凍結のおそれがある場所において設置される給水用具はすべてこの基準を満たしていなければならない。
- 耐寒性能基準においては、凍結防止の方法は水抜きに限定している。
- 耐寒性能試験の-10±2°Cという試験温度は、寒冷地における冬季の最低気温を想定したものである。
- 低温に暴露した後に確認すべき性能基準項目から浸出性能を除いたのは、低温暴露により材質などが変化することは考えられず、浸出性能に変化が生じることはないと考えられることによる。
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この過去問の解説 (2件)
01
「2」については、構造が複雑で水抜きが必ずしも容易でない給水用具等においては、ヒーターで加熱するなどの種々の選択肢が考えられることから、凍結防止の方法は水抜きに限定しないこととなっているため、記述に誤りがあります。
「3」については、耐寒性能試験の試験温度は-20±2°Cであるため、記述に誤りがあります。
「4」は記述どおりで、正です。
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02
選択肢1:誤り。
耐寒性能基準は、寒冷地仕様の給水用具か否かの判断基準であり、凍結のおそれがある場所において設置される給水用具はすべてこの基準を満たしていなければならないわけではない、とされているため、記述は誤りです。
選択肢2:誤り。
型式承認基準において、凍結防止方法が確実である機械的な水抜きに限定していましたが、構造が複雑で、水抜きが容易ではない給水用具等もあり、凍結防止方法(通水時にヒータで加熱する等できる給水用具)の選択肢もあることから、凍結防止性能基準においては、水抜きに限定しないこととされているため、誤りです。
選択肢3:誤り。
耐寒性能試験においては、-20±2°Cと定められているため、記述は誤りです。
選択肢4:正しい。記述のとおりです。
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