給水装置工事主任技術者 過去問
平成29年度(2017年)
問43 (給水装置の概要 問43)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成29年度(2017年) 問43(給水装置の概要 問43) (訂正依頼・報告はこちら)

浄水器に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  浄水器の濾過材は、ポリエチレン、ポリスルホン、ポリプロピレン等からできた中空糸膜を中心とした濾過膜に限定される。
イ  浄水器の濾過材のカートリッジは有効期限を確認し、適切に交換することが必要である。
ウ  浄水器の中には、残留塩素や濁度を減少させることのほか、トリハロメタン等の微量有機物や鉛、臭気等を減少させる性能を持つ製品がある。
エ  浄水器のうち、浄水器単独で製造・販売され、消費者が取付けを行うものは給水用具に該当する。
  • ( ア )誤( イ )正( ウ )正( エ )誤
  • ( ア )誤( イ )正( ウ )誤( エ )正
  • ( ア )正( イ )誤( ウ )誤( エ )正
  • ( ア )正( イ )誤( ウ )正( エ )誤

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この過去問の解説 (2件)

01

【解答:1】

イ、ウ:記述のとおりです。

ア:誤りです。
浄水機能のあるろ材として、活性炭、中空糸膜、イオン交換樹脂、セラミック、逆浸透膜などがあります。

エ:誤りです。
給水装置とは、水道事業者の施設である配水管から分岐して設けられた給水管及びこれに直結する給水用具をいいます。
なお、「直結する給水用具」とは、給水管に容易に取り外しのできない構造として接続し、有圧のまま給水できる給水栓等の用具のことであり、ホース等容易に取外し可能な状態で接続される用具は含まれません。
よって、消費者が取り付けられるような容易なものは、給水用具に該当しません。

したがって、答えは【1】となります。

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02

問題文より正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれかとあります。

選択肢1. ( ア )誤( イ )正( ウ )正( エ )誤

浄水器は、水道水の残留塩素や有機物などを除去し、ろ過膜で一般細菌やカビ類、サビなどが除去する役割を持っています。

浄水器のろ過膜は不純物の通過をブロックする部分の「中空糸膜」と呼ばれるポリエチレン、ポリスルホン、ポリプロピレン等からできた中が空洞になった糸を重ねた膜が使われています。

ろ過膜には中空糸膜以外にも「不織布」と呼ばれるポリエステル糸を使った膜の2種類があります。

浄水器は取り付ける位置によって給水管に直結する I 型と水栓の2次側に設置する II 型に分類されます。

浄水器 II 型は、給水用具には該当しません。

(引用元:日本トリム様)

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