給水装置工事主任技術者 過去問
令和元年度(2019年)
問1 (公衆衛生概論 問1)
問題文
消毒及び残留塩素に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和元年度(2019年) 問1(公衆衛生概論 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
消毒及び残留塩素に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
- 水道水中の残留塩素濃度の保持は、衛生上の措置(水道法第22条、水道法施行規則第17条)において規定されている。
- 給水栓における水は、遊離残留塩素 0.1 mg/L以上(結合残留塩素の場合は 0.4 mg/L以上)を含まなければならない。
- 水道の消毒剤として、次亜塩素酸ナトリウムのほか、液化塩素や次亜塩素酸カルシウムが使用されている。
- 残留塩素濃度の簡易測定法として、ジエチル-p-フェニレンジアミン( DPD )と反応して生じる青色を標準比色液と比較する方法がある。
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この過去問の解説 (2件)
01
選択肢1、2、3:適当。記述のとおりです。
選択肢4:不適当。
青色ではなく淡赤紫色~赤紫色に発色します。
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02
不適当なものを選択する問題です。
適当です。
水道事業者が供給する水が人の健康を害するおそれのないよう、必要な措置を講じる義務を定めています
適当です。
記述通りです。
遊離残留塩素:
水中に存在する次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンの形で存在する有効塩素のことで、殺菌力が比較的高いとされています。
結合残留塩素:
塩素とアンモニアなどが結合して生成されるクロラミンなどの形で存在する有効塩素のことで、遊離残留塩素に比べて殺菌力は低いものの、持続性が高いとされています。
適当です。
病原性微生物による汚染を防ぎ、安全な水を供給する際に使用される代表的な消毒剤は、「次亜塩素酸ナトリウム、液化塩素、次亜塩素酸カルシウム」です。
不適当です。
DPD法は残留塩素と反応して淡赤紫色〜赤紫色を呈すため、青色は誤りです。
また、遊離残留塩素と結合残留塩素を区別して測定することも可能です。
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