給水装置工事主任技術者の過去問
令和元年度(2019年)
公衆衛生概論 問3

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和元年度(2019年) 公衆衛生概論 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

平成 8 年 6 月埼玉県越生町において、水道水が直接の感染経路となる集団感染が発生し、約 8,800 人が下痢等の症状を訴えた。この主たる原因として、次のうち、適当なものはどれか。
  • 病原性大腸菌 O157
  • 赤痢菌
  • クリプトスポリジウム
  • ノロウイルス

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この過去問の解説 (1件)

01

【解答:3】
平成8年6月に埼玉県越生町で、水道水によるクリプトスポリジウム症の大規模な集団感染が発生しました。
全住民に対して健康調査をした結果、8800人以上が下痢や腹痛を発病しました。
患者の発生が町全体に渡ることから、町全体に共通して関係する水道水を疑うことになり、結果、不適切な浄水場処理により下流の浄水場で取水した水にクリプトスポリジウムが混入したものと推定されています。
国内で初めて水道水を介しての集団感染となりました。

したがって答えは【3】になります。

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