給水装置工事主任技術者の過去問
令和2年度(2020年)
水道行政 問9
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和2年度(2020年) 水道行政 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
水道法第15条の給水義務に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 水道事業者は、当該水道により給水を受ける者が正当な理由なしに給水装置の検査を拒んだときには、供給規程の定めるところにより、その者に対する給水を停止することができる。
イ 水道事業者は、災害その他正当な理由があってやむを得ない場合には、給水区域の全部又は一部につきその間給水を停止することができる。
ウ 水道事業者は、事業計画に定める給水区域外の需要者から給水契約の申込みを受けたとしても、これを拒んではならない。
エ 水道事業者は、給水区域内であっても配水管が未布設である地区からの給水の申込みがあった場合、配水管が布設されるまでの期間の給水契約の拒否等、正当な理由がなければ、給水契約を拒むことはできない。
ア 水道事業者は、当該水道により給水を受ける者が正当な理由なしに給水装置の検査を拒んだときには、供給規程の定めるところにより、その者に対する給水を停止することができる。
イ 水道事業者は、災害その他正当な理由があってやむを得ない場合には、給水区域の全部又は一部につきその間給水を停止することができる。
ウ 水道事業者は、事業計画に定める給水区域外の需要者から給水契約の申込みを受けたとしても、これを拒んではならない。
エ 水道事業者は、給水区域内であっても配水管が未布設である地区からの給水の申込みがあった場合、配水管が布設されるまでの期間の給水契約の拒否等、正当な理由がなければ、給水契約を拒むことはできない。
- ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
- ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
- ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
- ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
- ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
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この過去問の解説 (1件)
01
それぞれの記述が正しいか誤っているかを考え、その正誤を正しく表記している選択肢を選ぶ問題です。
それぞれの記述が正しいか誤っているかを見ていきましょう。
ア 水道事業者は、当該水道により給水を受ける者が正当な理由なしに給水装置の検査を拒んだときには、供給規程の定めるところにより、その者に対する給水を停止することができる。
この記述は「正しい」です。
検査を拒んだときに加えて、給水を受ける者が料金を支払わないときも、その者に対して給水を停止することができます。
イ 水道事業者は、災害その他正当な理由があってやむを得ない場合には、給水区域の全部又は一部につきその間給水を停止することができる。
この記述は「正しい」です。
このような場合は、給水を停止しようとする区域と期間を前もって関係者にお知らせしなければなりません。
ウ 水道事業者は、事業計画に定める給水区域外の需要者から給水契約の申込みを受けたとしても、これを拒んではならない。
この記述は「誤り」です。
「給水区域外」でなく、「給水区域内」であれば、拒んではなりません。
エ 水道事業者は、給水区域内であっても配水管が未布設である地区からの給水の申込みがあった場合、配水管が布設されるまでの期間の給水契約の拒否等、正当な理由がなければ、給水契約を拒むことはできない。
この記述は「正しい」です。
「正当な理由」がなければ給水契約を拒むことはできません。
文章中に書かれているように、配水管がまだ設置されていない地区に水を供給することはできないので、その間は給水拒否をすることが「正当な理由」になります。
もし、配水管がまだ設置されていない地区の人が自己負担で配水管を設置した場合、給水を拒否することは出来ません。
その他の例としては、給水契約を受けることによって、他の使用者への給水量が著しく減少することが明らかな場合も、給水を拒否することは「正当な理由」になります。
総合すると、ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正 となります。
本肢が正しいです。
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