給水装置工事主任技術者の過去問
令和2年度(2020年)
給水装置工事法 問10

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和2年度(2020年) 給水装置工事法 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

水道法施行規則第36条の指定給水装置工事事業者の事業の運営に関する次の記述の(   )内に入る語句の組み合わせのうち、正しいものはどれか。

法施行規則第36条第1項第2号における「適切に作業を行うことができる技能を有する者」とは、配水管への分水栓の取付け、配水管の穿孔、給水管の接合等の配水管から給水管を分岐する工事に係る作業及び当該分岐部分から( ア )までの配管工事に係る作業について、配水管その他の地下埋設物に変形、破損その他の異常を生じさせることがないよう、適切な( イ )、( ウ )、地下埋設物の( エ )の方法を選択し、正確な作業を実施することができる者をいう。
  • ア:水道メーター  イ:資機材  ウ:工法  エ:防護
  • ア:止水栓     イ:材料   ウ:工程  エ:防護
  • ア:水道メーター  イ:材料   ウ:工程  エ:移設
  • ア:止水栓     イ:資機材  ウ:工法  エ:移設

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、正しい用語を正しい箇所に当てはめる問題です。

正しい組み合わせは ア:水道メーター イ:資機材 ウ:工法 エ:防護 です。 

以下はそれぞれの用語の補足です。

給水装置工事主任技術者は、給水装置工事の調査、計画、施工、検査といった一連の工事の過程の全体について技術上の総括、管理を行います。

配水管」とは、給水所から飲料水を運ぶために設置された水道管のことです。この配水管から、給水管へ分岐させるために用いる用具が「分水栓」です。「給水管」は配水管の分岐箇所から、各家庭に飲料水を供給します。「水道メーター」とは、どのくらい水を消費したのかを計測してくれる機械です。使用した量によって料金が変わります。

水道用の「資機材(しきざい)」とは、例えば管、継手、バルブ、接着剤、接合材、エポキシ塗料などが当たります。定義としては、「水道施設の浄水処理過程や運搬過程で使用される資材のこと」を言います。

工法」とは加工や工事の方法のことで、「工程」とは工事などの仕事を進めていく順序のことです。

掘削作業を行うときに、既に埋まっていた下水道管やガス管などを傷つけてしまい、事故にならないように配慮しなければなりません。この「地下埋設物の防護」とは、埋設物の補強、地盤改良などに加え、「移設」という措置も含まれています。

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