給水装置工事主任技術者の過去問
令和3年度(2021年)
給水装置施工管理法 問57
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和3年度(2021年) 給水装置施工管理法 問57 (訂正依頼・報告はこちら)
給水装置工事における工程管理に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
- 給水装置工事主任技術者は、常に工事の進行状況について把握し、施工計画時に作成した工程表と実績とを比較して工事の円滑な進行を図る。
- 配水管を断水して給水管を分岐する工事は、水道事業者との協議に基づいて、断水広報等を考慮した断水工事日を基準日として天候等を考慮した工程を組む。
- 契約書に定めた工期内に工事を完了するため、図面確認による水道事業者、建設業者、道路管理者、警察署等との調整に基づき工程管理計画を作成する。
- 工程管理を行うための工程表には、バーチャート、ネットワーク等がある。
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この過去問の解説 (1件)
01
これは「不適当なもの」を考える問題です。
これは「正しい」です。
これは「正しい」です。
これが「不適当なもの」です。
この記述で「図面確認による」が間違いです。正しくは「事前準備の現地調査や」です。
施工の設計をしたものと、工事現場の状態が不一致することが多々あるため、現地調査を十分に行う必要があります。
これは「正しい」です。
バーチャート工程表とは、縦軸に各作業の名前、例えば地盤改良、掘削などを書き、横軸に月や年の日付を表示し、いつからいつまでその作業に当てる予定になっているのか(作業期間など)を棒の幅で表示します。これにより日程を把握することができたり、作業の順序がわかったりします。また例えば計画の段階で見積もっていた期間を白い棒グラフで表し、終了した工程を黒い棒グラフで表示した場合、どの工程が滞っているのか、などの問題点を視覚化出来るのもメリットとしてあります。デメリットとしては、各作業同士の関連性、例えば地盤改良を行っていて、掘削がいつから作業を開始できるのか、というようなことはわかりません。また作業工程が多くなるとグラフが複雑になるのでわかりにくくなります。また例えば掘削の作業が遅れた場合、どの次の工程に影響が出てしまうのかもわかりにくくなっています。
ネットワーク工程表とは、工程の番号を①、②などの数字で表示します。その工程①が例えば1週間後に終わり工程②が始まるとして、その日数を①→②の矢印の下に表示します。ネットワーク工程表は、工程の順番や、どの工程とどの工程が関連しているのを把握しやすいというメリットがあります。しかし、どの工程がどれくらい進行しているのかはわかりにくくなっており、これがデメリットです。
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