給水装置工事主任技術者の過去問
令和3年度(2021年)
給水装置施工管理法 問59

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和3年度(2021年) 給水装置施工管理法 問59 (訂正依頼・報告はこちら)

公道における給水装置工事の安全管理に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  工事中、火気に弱い埋設物又は可燃性物質の輸送管等の埋設物に接近する場合は、溶接機、切断機等火気を伴う機械器具を使用しない。ただし、やむを得ない場合は、所管消防署と協議し、保安上必要な措置を講じてから使用する。
イ  工事の施行に当たっては、地下埋設物の有無を十分に調査するとともに、近接する埋設物がある場合は、道路管理者に立会いを求めその位置を確認し、埋設物に損傷を与えないよう注意する。
ウ  工事の施行に当たって掘削部分に各種埋設物が露出する場合には、防護協定などを遵守して措置し、当該埋設物管理者と協議のうえで適切な表示を行う。
エ  工事中、予期せぬ地下埋設物が見つかり、その管理者がわからないときには、安易に不明埋設物として処理するのではなく、関係機関に問い合わせるなど十分な調査を経て対応する。
  • ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正
  • ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:誤
  • ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正
  • ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:正
  • ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

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この過去問の解説 (1件)

01

各文章の正誤を考える問題です。

ア 工事中、火気に弱い埋設物又は可燃性物質の輸送管等の埋設物に接近する場合は、溶接機、切断機等火気を伴う機械器具を使用しない。ただし、やむを得ない場合は、所管消防署と協議し、保安上必要な措置を講じてから使用する。

これは「誤り」です。

上記の「所管消防署と協議し」ではなく、「埋設物管理者と協議し」が正しいです。

消防署は火災時に迅速な救助活動が出来るように、訓練や研究を重ねている機関です。

埋設物管理者は、工事施工者と協力して地下埋設物が損傷するような事故を起こさないように努めています。

イ 工事の施行に当たっては、地下埋設物の有無を十分に調査するとともに、近接する埋設物がある場合は、道路管理者に立会いを求めその位置を確認し、埋設物に損傷を与えないよう注意する。

これは「誤り」です。

上記の立ち会いを求める「道路管理者」が間違いです。正しくは「埋設物管理者」です。

道路管理者は、道路が壊れていたりして交通が危険な状態のときや、工事などを行うとき、道路の通行を禁止したりすることができます。例えば台風や地震などの異常気象時も通行規制を行ったりしています。

ウ 工事の施行に当たって掘削部分に各種埋設物が露出する場合には、防護協定などを遵守して措置し、当該埋設物管理者と協議のうえで適切な表示を行う。

これは「正しい」です。

エ 工事中、予期せぬ地下埋設物が見つかり、その管理者がわからないときには、安易に不明埋設物として処理するのではなく、関係機関に問い合わせるなど十分な調査を経て対応する。

これは「正しい」です。

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