給水装置工事主任技術者の過去問
令和3年度(2021年)
給水装置施工管理法 問60
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和3年度(2021年) 給水装置施工管理法 問60 (訂正依頼・報告はこちら)
次のア~オの記述のうち、公衆災害に該当する組み合わせとして、適当なものはどれか。
ア 水道管を毀損したため、断水した。
イ 交通整理員が交通事故に巻き込まれ、死亡した。
ウ 作業員が掘削溝に転落し、負傷した。
エ 工事現場の仮舗装が陥没し、そこを通行した自転車が転倒し、負傷した。
オ 建設機械が転倒し、作業員が負傷した。
ア 水道管を毀損したため、断水した。
イ 交通整理員が交通事故に巻き込まれ、死亡した。
ウ 作業員が掘削溝に転落し、負傷した。
エ 工事現場の仮舗装が陥没し、そこを通行した自転車が転倒し、負傷した。
オ 建設機械が転倒し、作業員が負傷した。
- アとウ
- アとエ
- イとエ
- イとオ
- ウとオ
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この過去問の解説 (1件)
01
各記述の正しいものを選択する問題です。二つ正しいものがあるはずです。
まず、「公衆災害」とは公衆(世間の人々、大衆)の命や身体、財産に危害や迷惑がかかるようなものを言います。危害に関しては死亡や負傷も含まれますし、第三者の所有する家や車などが破損した場合も含まれます。またガスや水道、電気などの施設や公共の道路が損傷する場合も公衆災害に含まれます。
公衆災害には物損災害、死傷災害があり、国土交通省の報告によると、物損災害には埋設物などの損傷や重機などの接触や転倒などが多く、死傷災害には段差によるものや資材の落下などが多いとあります。
問題文を見ると、どれも当てはまるような気がしてきますが、大事なことは、「公衆災害」は当該工事関係者以外の第三者(つまり公衆)が受けるものです。作業員が受ける被害は公衆災害ではなく「労働災害」に当てはまります。なのでイ、ウ、オは公衆災害には当てはまりません。
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