看護師の過去問
第103回
午前 問16

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

看護師国家試験 第103回 午前 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

注入時の浣腸液の温度で適切なのはどれか。
  • 32~33℃
  • 36~37℃
  • 40~41℃
  • 44~45℃

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

直腸温度が37.5~38.0℃ですので、それよりも、やや高めの40~41℃で注入します。
この温度が最も腸粘膜を刺激すると言われています。
43℃以上では、腸粘膜が損傷する恐れがあり、また、直腸温よりも低いと、腸壁の毛細血管が収縮してしまい血圧上昇、悪寒などを引き起こす可能性があります。

参考になった数12

02

正解は 3 です。

浣腸液は38度(直腸温)よりも低いと末梢血管が収縮し血圧低下や寒気が起こることがあります。
43度以上の場合、腸粘膜を傷つける危険があるため40〜41度が望ましいとされています。

参考になった数3

03

正解は3です。

「浣腸」とは
肛門または直腸を経由して腸内に薬液を注入することで、排便の促進やX線検査のための造影剤注入、大腸洗浄などの目的で行われます。

1.体温より低い温度では、血圧上昇や悪寒を引き起こすことがあります。

2.直腸温は体表温よりも高いため、体表温と同じ温度では血圧上昇や悪寒を引き起こすことがあります。

3.浣腸液は直腸温よりやや高めの40~41℃に温めておくことがよいです。

4.温度が高すぎると腸内の粘膜を損傷するおそれがあります。

参考になった数2