看護師の過去問
第103回
午後 問172

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問題

看護師国家試験 第103回 午後 問172 (訂正依頼・報告はこちら)

Aさん(42歳、男性)は、血尿を主訴に泌尿器科を受診した。診察の結果、Aさんは膀胱鏡検査を受けることになった。
Aさんへの検査についての説明で適切なのはどれか。
  • 「入院が必要です」
  • 「前日は夕食を食べないでください」
  • 「局所麻酔で行います」
  • 「終了後は水分の摂取を控えてください」

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この過去問の解説 (3件)

01

膀胱鏡検査とは、膀胱鏡を尿道口から挿入し、膀胱や尿道を肉眼的に観察する検査のことです。その他、尿道カテーテルの挿入や異物除去、尿道拡張などの処置にも使われます。

1 . 「入院が必要です」→検査は短時間であり局所麻酔で行うため、外来でも施行可能な検査です。よって誤りとなります。

2 . 「前日は夕食を食べないでください」→局所麻酔で行うため、前日の食事制限は必要ありません。よって誤りとなります。

3 . 「局所麻酔で行います」→正しいです。

4 . 「終了後は水分の摂取を控えてください」→局所麻酔で行うため、検査終了後より、水分摂取は可能です。検査後は尿路感染予防のために、水分摂取を促します。よって誤りとなります。

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02

1.×
 膀胱鏡検査は外来でも行われます。そのため、必ずしも入院は必要ではありません。ただし、血尿がひどい、血尿により貧血が著しい、といった場合には入院となる可能性もあります。
2.×
 消化管の内視鏡検査ではなく、局所麻酔で行われるので絶食の指示はありません。
3.〇
 キシロカインゼリーなどの局所麻酔薬を使用し行われます。
4.×
 検査後の尿路感染症を予防するためにも、終了後はむしろ積極的に水分を摂取したほうが良いです。

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03

正解は4です。

1.誤り。外来で検査可能です。

2.誤り。膀胱鏡検査であり、消化管の検査ではないため絶食の必要はありません。

3.誤り。局所麻酔で行います。

4.正解。終了後は尿路感染防止のため水分摂取を十分に行い、排尿を促します。

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