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看護師の過去問 第103回 午後 問173

問題

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Aさん(85歳、男性)は、認知症(dementia)である。Aさんは肺炎(pneumonia)で入院し、病状が改善したため、主治医は退院を許可した。Aさんは「家に帰りたい」と繰り返し言っているが、同居していた長男夫婦は高齢者施設への入所を希望している。
このときの看護師の対応で最も適切なのはどれか。
   1 .
主治医に退院後の療養場所を決定してもらう。
   2 .
長男夫婦にAさんの希望を尊重するよう話す。
   3 .
長男夫婦に入所が可能な高齢者施設の情報を提供する。
   4 .
長男夫婦がAさんの施設への入所を希望している理由を確認する。
( 看護師国家試験 第103回 午後 問173 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は4です。

1.誤り。主治医が療養場所を決定することはありません。退院後の療養場所は本人と家族の希望に基づき、決定します。

2.誤り。本人の希望だけでなく、介護者となる家族の希望も尊重される必要があります。

3.誤り。上に同じく、本人家族両者の希望が尊重される必要があります。

4.正解。患者の意思を尊重しながら、家族との関係の調整や社会資源の情報提供といった退院支援をする必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
1.×
 主治医が退院先について直接的な判断を下すことはありません。
2.×
 Aさんの希望を尊重することも大切ですが、看護師は患者とも家族とも中立である必要があります。
3.×
 入所可能な高齢者施設の情報提供は今後必要かもしれませんが、それは施設入所という方向性が決定してからです。
4.〇
 まずは長男夫婦がなぜAさんを施設へ入所させたいと希望しているのかについて、深く聞いていく必要があります。その理由や背景を知ることにより、必要な情報提供や調整をしていくことが望ましいです。

0
1 . 主治医に退院後の療養場所を決定してもらう→医療者が療養場所を決定するのではなく、本人やその家族が納得した決断ができるように、医療者が関わる必要があります。よって誤りとなります。

2 . 長男夫婦にAさんの希望を尊重するよう話す→医療者として、Aさんが希望していることを伝える必要はあります。しかし、長男夫婦にも事情があると考えられるため、Aさんの希望を尊重するよう話すのは適切ではありません。Aさんと話し合うよう、長男夫婦に伝えることが適切と考えます。よって誤りとなります。

3 . 長男夫婦に入所が可能な高齢者施設の情報を提供する→Aさんと長男夫婦の意向に相違があるため、まずは双方が納得した決断ができるよう関わる必要があります。よって誤りとなります。

4 . 長男夫婦がAさんの施設への入所を希望している理由を確認する→長男夫婦がなぜ施設入所を希望しているのかを確認し、理由によっては、社会資源の活用などについて情報提供を行っていきます。

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