看護師の過去問
第103回
午後 問178

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問題

看護師国家試験 第103回 午後 問178 (訂正依頼・報告はこちら)

小規模多機能型居宅介護で正しいのはどれか。
  • 都道府県が事業者を指定する。
  • 介護給付の施設サービスの1つである。
  • 1日あたりの利用定員は19人以下である。
  • 要介護者の状態に応じて短期間の宿泊が可能である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.×
 個々の事業所から市町村に対して指定申請を行います。都道府県が指定するものではないので不適切です。
2.×
 地域密着型介護サービスの一つなので、回答としては不適切です。
3.×
 一事業所登録人員は29人以下、通所の利用定員は登録車の1/3以上の15人~18人以下とされています。宿泊は1日当たり9人以下とされています。
4.〇
 短期間の宿泊は可能です。

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02

正解は4です。

1.誤り。市町村が実施します。

2.誤り。小規模多機能型居宅介護は「地域密着型サービス」に分類されます。市町村が主体となり、地域の実情に応じた適正なサービスを提供するものです。
「施設サービス」は要介護以上の方が施設にて、24時間体制で介護を受けられるサービスであり、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設、介護療養型医療施設の3つがあります。

3.誤り。1事業所につき29人以下となっており、通所は15人、泊まりの場合は9人以下となっています。

4.正解。本人、家族の希望に応じて、泊まりのサービスを受けることができます。

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03

小規模多機能型居宅介護とは、通いを中心として、要介護者の様態や希望に応じて、随時、訪問や泊まりを組み合わせてサービスを提供することで、中重度となっても在宅での生活が継続できるよう支援するものです。

1 . 都道府県が事業者を指定する→市区町村が実施するため、誤りとなります。

2 . 介護給付の施設サービスの1つである→介護給付には在宅サービス、施設サービス、地域密着型サービスの3つがあります。小規模多機能型居宅介護は地域密着型サービスの1つであるため、誤りとなります。

3 . 1日あたりの利用定員は19人以下である→1事業所あたりの登録は29名以下、通いが1日あたり18名以下、宿泊が1日あたり9名以下となります。よって、誤りとなります。

4 . 要介護者の状態に応じて短期間の宿泊が可能である→正しいです。

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