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看護師の過去問 第103回 午後 問182

問題

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食物アレルギー(food allergy)のある8歳の児童がアナフィラキシーショック(anaphylactic shock)を発症した場合の対応として適切なのはどれか。
   1 .
水分の補給
   2 .
抗ヒスタミン薬の内服
   3 .
副腎皮質ステロイドの吸入
   4 .
アドレナリンの筋肉内注射
( 看護師国家試験 第103回 午後 問182 )
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この過去問の解説 (3件)

3
1.×
 アナフィラキシーショックの症状で気道浮腫や呼吸困難が生じるため、この状況での水分の補給は不適切です。
2.×
 ショック時は絶飲食であり、内服は不適切です。また、内服薬は効果がでるまでに時間を要するため、ショック時には注射などが優先されます。
3.×
 副腎皮質ステロイドは全身投与には静脈注射で施行されます。吸入は気管支喘息で行われます。
4.〇
 アナフィラキシーショック時は、血圧上昇や気管支拡張の作用があるアドレナリンの筋注処置が選択されます。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
1 . 水分の補給→アナフィラキシーショック時には、水分の補給ができるような状態にはありません。呼吸困難や意識レベルの低下が起こるため、飲食は危険です。

2 . 抗ヒスタミン薬の内服→内服は水分の補給同様、危険です。

3 . 副腎皮質ステロイドの吸入→吸入は気管支への局所的な治療です。全身投与のためには、静脈内注射を行います。

4 . アドレナリンの筋肉内注射→アナフィラキシーショックの治療は、アドレナリンの筋肉内注射、または静脈内注射が第一選択となります。

0
正解は4です。

アナフィラキシーは症状の強さによって、対応が異なります。呼吸困難や血圧低下、意識障害などの重篤な症状を呈したものはアナフィラキシーショック状態と呼ばれ、ただちに救命処置をとる必要があります。

1.誤り。アナフィラキシーショック症状を緩和させる手段ではありません。

2.誤り。抗ヒスタミン薬の内服はかゆみや蕁麻疹といった皮膚症状の緩和や治療に用いられます。

3.誤り。副腎皮質ステロイドの吸入は気管支喘息の治療に用いられます。

4.正解。アドレナリンの筋肉注射はアナフィラキシーショック状態を呈し、緊急に対処が必要な場合に適応となります。

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