正解は 3 です
疾病の予防行動には一次予防・二次予防・三次予防と三種類あり、それぞれ働きかける先の段階が違います。
一次予防:まだ疾病に罹患していない”健康な状態”の対象に対し、疾病の原因となるものから離れたり、原因を取り除くよう推奨し、健康増進に努めて疾病の予防行動を行うこと。
二次予防:疾病の発生を”いち早く検知し早期に治療”を行い、症状の悪化や病状の進行を抑えること。
三次予防:疾病が進行したのちの”後遺症の治療や再発の防止”、残存機能の回復や維持のためにリハビリテーションを行い、社会復帰を促するための働きかけ。
1:×
早期の治療行為はすでに疾病にかかっている状態に行う行動のため、二次予防にあたります。
2:×
検診は疾病の早期発見を行うためのものなので、二次予防に該当します。
3:○
適切な食生活は健康の増進に努めることで、疾病の予防行動を行うことにつながるため、一次予防に該当します。
4:×
リハビリテーションは治療を行いながら社会復帰をはかる働きかけのため、三次予防に該当します。