正解は 1 です
血液も液体ですので、体位によってかかる重力の違いにより、多少全身のどこに血液が多くなり、反対に少なくなるかの違いはあります。
そのために、心拍数や心臓からの拍出量が調整され、体内で虚血に陥る臓器がないよう調整されています。
肺血流量は上半身が挙上されていればいるだけ、重力により血液が下肢に下がるため、立位<座位<ファウラー位<仰臥位の順で増加します。
ちなみに、今回の設問の選択肢内にはありませんが、仰臥位よりも肺血流量が増加するのが「骨盤高位」と呼ばれる、下肢よりも頭部が下がったような姿勢になる”トレンデンブルグ位”です。