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看護師の過去問 第104回 午前 問43

問題

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ベンチュリーマスクによる酸素吸入で正しいのはどれか。
   1 .
最適な酸素流量は18L/分である。
   2 .
酸素流量に関係なく加湿器が必要である。
   3 .
24〜50%の安定した吸入酸素濃度が得られる。
   4 .
マスクに空気を溜めることのできるバッグがある。
( 看護師国家試験 第104回 午前 問43 )
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この過去問の解説 (3件)

0
正解は3です。
べンチュリーマスクは色の違うコネクタがあって、コネクタを変えることで酸素の濃度を変えることができます。酸素の流量が1番多いもので12lです。24—50%の安定した酸素が得られます。

2.酸素の流量が低い場合は加湿は必要ないです。
4.マスクに空気を貯めることができるバックがあるものはリザーバーマスクと言います。

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0
正解は 3 です

ベンチュリーマスクとは、通常の鼻カニューレや酸素マスクとは違い、外見的には酸素マスクの下部に15cm程度のチューブがついており、そこに色付きのキャップのようなもの(ダイリュータ)が装着してあります。

通常のマスクやカニューラは、酸素を供給している壁のコネクタやボンベから患者の口元や鼻までは閉鎖されていますが、ベンチュリーマスクは「ベンチュリー効果」を用いているため、このダイリュータ周囲に部分的に穴が空いています。

ベンチュリー効果とは、小さな穴から高圧の酸素を流すと、その噴出口周囲が陰圧になり、周囲の通常の空気を引き込み酸素と混ざり、患者の口元へ届けられる理論です。

このダイリュータに空いている穴の大きさによって混ざる空気量が違ってくるため、ダイリュータは種類により色分けされており、求める効果によりアダプタとして付け替えることができます。

1:×
ベンチュリーマスクはダイリュータの種類や供給される酸素濃度などにより、「実際に患者の元へ届く総流量が24〜50%を目指す」製品のため、ダイヤル等を参考に調整する必要があり、酸素流量は一概に18L/分とは固定されていません。

2:×
ベンチュリー効果の解説の通り、ダイリュータが周囲の空気を引き込んでいるため、通常のマスクやカニューラと異なり、加湿は必須ではありません。
日本呼吸器学会や日本呼吸管理学会のガイドラインでも「酸素流量に関係なく供給される酸素濃度40%まではあえて加湿の必要はない」とされています。

3:○
カニューレや酸素マスクでは、患者の呼吸回数や肺換気量によっては必要な酸素濃度が体内に行き渡らない危険性があり、不足分は室内の空気より補っている状態のことがありました。

ベンチュリーマスクは付属のダイリュータによって引き起こされるベンチュリー効果により、安定して24~50%の酸素が患者の口元に供給されるのを特色とした器具です。

4:×
マスク下部にバッグがついているのはリザーバーつき酸素マスクのことです。
ベンチュリーマスクははじめの解説の通り、マスク下部にダイリュータの装着されたチューブがついています。

0
酸素吸入装置の種類としては、低流用の鼻カニューレ・酸素マスク・リザーババッグ付マスクと高流用のベンチュリーマスクがあります。

ベンチュリーマスクは、ベンチュリー効果を利用し、患者への正確な吸入酸素濃度を設定できる低濃度から中濃度酸素吸入用マスクとされています。

色別された6種類のダイリュータにより、目的の吸入酸素濃度を設定することが可能となり、6種類のダイリュータにおける酸素流量は4L~10L、酸素濃度は24%~50%となっています。

よって正解は 3 . 24〜50%の安定した吸入酸素濃度が得られる。 になります。

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