看護師の過去問
第104回
午後 問140

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問題

看護師国家試験 第104回 午後 問140 (訂正依頼・報告はこちら)

成人男性の間欠的導尿においてカテーテルを挿入する長さで適切なのはどれか。
  • 6〜8cm
  • 12〜14cm
  • 18〜20cm
  • 24〜26cm

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「3」です。
導尿の手技につき、男女の尿道の長さを把握しておくことがポイントです。


1 . ×
6〜8cmは、女性の場合に適切です。女性の尿道の長さは4cm前後であり、カテーテルは5~6cmほど挿入することが適切です。

2 . ×
男性の尿道の長さは20cm前後であり、12〜14cmだと膀胱まで到達せず導尿することができないため、不適切となります。

3 . 〇
男性の尿道の長さは20cm前後であり、18~20cm挿入すると導尿できると判断します。

4 . ×
男性の尿道の長さは20cm前後であり、24〜26cm挿入すると膀胱を傷つけてしまう危険性があるため不適切となります。

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02

正解は 3 です


男性の尿道は約15~20cmです。そのため選択肢1・選択肢2は短すぎ、選択肢4は長すぎます。

挿入の長さが短すぎれば尿道内で留置バルーンを膨らませることになり尿道や前立腺の損傷及び大量出血を、反対に長過ぎれば膀胱内でカテーテルがとぐろを巻いてしまい膀胱壁の損傷や固定不全、カテーテルを伝っての尿もれなどが考えられます。

そのため挿入前は、しっかりどの部分まで挿入すればよいか長さを確認しておきましょう。

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03

膀胱までカテーテルの先端が到達する必要があります。

女性の場合は4~5cm、男性の場合は16~20cmと考えると3.が適切と考えます。

参考になった数0