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看護師の過去問 第104回 午後 問173

問題

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Aさん(42歳、男性、会社員)は、1人で暮らしている。毎日、たばこを20本吸い、缶ビールを3本飲んでいた。Aさんは週末にラグビーをした後、帰りに焼肉を食べるのを楽しみにしている。高尿酸血症(hyperuricemia)で治療を受けることになり、尿酸排泄促進薬が処方された。缶ビールを1本に減らしたが、尿酸値が高い状態が続いている。身長172cm、体重67kg。その他の血液検査データに異常はない。
Aさんへの生活指導で最も適切なのはどれか。
   1 .
禁煙
   2 .
体重の減量
   3 .
過度な運動の回避
   4 .
蛋白質摂取の禁止
( 看護師国家試験 第104回 午後 問173 )
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この過去問の解説 (3件)

1
Aさんは高尿酸血症で治療を受けることになったため、痛風を予防する指導が最も適しています。

禁煙はさまざまな疾患予防のために必要ではありますが、痛風とは関係がないため1は誤りです。

AさんのBMIは正常であるため、減量は必要なく2は誤りです。

激しい運動では尿酸を上昇させるため、過度な運動の回避は指導として適しています。正解は 3 です。

プリン体を多く含む肉や干物、ビールなどの制限は必要ですが、蛋白質の制限はないため4は誤りです。

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1
「高尿酸血症」とは
血中の尿酸の値が高い状態のことです。
プリン体の過剰生産、または排出低下が原因だと言われています。
高尿酸血症の状態が持続すると、痛風、腎障害をきたすことがあります。

正解は3です。

1.Aさんは毎日20本の喫煙をしていることから、生活習慣の改善として禁煙指導は必要だと考えられますが、尿酸の値と喫煙には関連がありません。

2.Aさんは身長172㎝、体重67㎏です。
BMI 67 ÷ ( 1.72 × 1.72 ) = 22.6
BMI 18.5~25が正常値なので、Aさんは体重を減らす必要はありません。

3.激しい運動(無酸素運動)では尿酸が急激に上昇します。ウォーキングなどの有酸素運動を勧めます。

4.プリン体を多く含む動物の肉、内臓類(レバー、白子など)、魚の干物などは制限されますが、タンパク質の制限は必要ありません。

0
正解:3 . 過度な運動の回避

解説:
過度な運動は尿酸の産生を亢進するため、回避するよう指導します。

1 . 禁煙:禁煙は健康上望ましいが、高尿酸血症の治療に対する指導とはなりません。

2 . 体重の減量:事例のBMIは22.65であり標準体重となり、減量の必要はありません。

4 . 蛋白質摂取の禁止:高尿酸血症の治療上、蛋白摂取禁止はありません。

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