看護師の過去問
第104回
午後 問185

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問題

看護師国家試験 第104回 午後 問185 (訂正依頼・報告はこちら)

正常な月経周期に伴う変化で正しいのはどれか。
  • 排卵期には頸管粘液が増量する。
  • 月経の直後は浮腫が生じやすい。
  • 黄体から黄体形成ホルモン〈LH〉が分泌される。
  • 基礎体温は月経終了後から徐々に上昇して高温相になる。

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この過去問の解説 (3件)

01

排卵期は受精しやすい環境を作るため、頸管粘液は増加します。正解は 1 です。

浮腫が生じやすいのは、月経直後ではなく排卵から月経開始までの時期です。このため2は誤りです。

黄体から分泌されるホルモンは、黄体ホルモンであり3は誤りです。黄体形成ホルモンは下垂体前葉から分泌されます。

基礎体温の上昇は月経終了後からではなく、排卵後からのため4は誤りです。

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02

正解:1 . 排卵期には頸管粘液が増量する。

解説:

2 . 月経の直後は浮腫が生じやすい。:排卵から月経開始までの黄体期には黄体ホルモンであるプロゲステロンが分泌されます。プロゲステロンには体内の細胞や組織に余分な水分を貯留させるはたらきがあり、黄体期には浮腫、月経前症候群を引き起こします。

3 . 黄体から黄体形成ホルモン〈LH〉が分泌される。:LHは脳下垂体前葉から分泌されます。

4 . 基礎体温は月経終了後から徐々に上昇して高温相になる。:基礎体温は黄体期のプロゲステロンの作用によるものであるため、排卵期に高温相となります。

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03

正解は1です。

1.排卵期にはエストロゲンの分泌が増加し、頸管粘液も増量します。
これは受精しやすい環境を作るためです。

2.月経前症候群の主な症状として浮腫、イライラ、倦怠感などがあります。
月経開始の1週間~10日前から始まり、月経が始まると治まります。

3.黄体ホルモン(プロゲステロン)-黄体から分泌
  黄体形成ホルモン(LH)-下垂体前葉から分泌

4.基礎体温は排卵後から高温となり、月経が終了に近づくにつれて低温になります。

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