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看護師の過去問 第104回 午後 問218

問題

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次の文を読み、問いに答えよ。

Aさん(68歳、女性)は、2年前に高血圧症(hypertention)と診断され、カルシウム拮抗薬を服用している。高血圧をきっかけに、喫煙を1日30本から5本に減らし、飲酒を週3回から1回に減らした。また、減量に取り組み、2年間でBMIが25.5から22.9に変化した。Aさんは町の健康診査で骨密度が低下していることが分かり、整形外科を受診し骨粗鬆症(osteoporosis)と診断された。Aさんは「子どもができなかったし、夫もすでに亡くなりました。1人暮らしで家事は自分で行っているので、骨折や寝たきりの状態は困ります」と話した。

看護師がAさんに運動を勧めたところ、Aさんは「子どものころから運動は苦手で運動を続ける自信がない」と答えた。
指導の内容で最も適切なのはどれか。
   1 .
歩行器を使って外出する。
   2 .
腰背部の背屈運動をする。
   3 .
介護予防サービスを利用する。
   4 .
買い物のときに30分程度歩く。
( 看護師国家試験 第104回 午後 問218 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1.この段階で歩行障害の情報は無いため、歩行器の使は必要ありません。
2.68歳という高齢で、なおかつ骨粗しょう症があります。このような方に腰部の屈曲を行う運動を進めることで、腰痛をひきおこし、今ある機能までもが低下する恐れがあります。
3.年齢的に見て介護保険の申請は可能ですが、まだ介護度についての情報が足りないため、時期尚早と考えられます。
4.買い物で30分ほど歩くことは体にも骨にも負担なく進められる運動として進める必要があります。
よって正解は4です。

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0
正解は 4 です

1:×
Aさんは骨粗鬆症と診断されただけで、どこかに骨折があったり、歩行障害が出ているわけではないため、現時点では歩行器を使う必要はありません。


2:×
腰背部の背屈運動を行うことで背筋が伸び、前傾姿勢による転倒の防止ははかれるかもしれませんが、それは若年層や継続的な運動を行ってきて、一定の筋力量がある対象についてであり、運動の習慣がなく基礎的な筋力量も危うい68歳のAさんでは、筋力の増強の前に腰痛を引き起こし、自立度の低下が起きかねないため、この選択肢は誤りです。


3:×
68歳なので年齢的には申請できますが、それよりも優先度の高い選択肢があるため、この選択肢は今回の場合、誤りです。


4:○
この方法なら、普段の習慣に少しだけプラスアルファするだけで、十分な運動量になるため、継続的な運動に対して不安を表出しているAさんにも勧めやすく、また抵抗なく取り組んでもらいやすいと考えられます。そのため、この選択肢が最もふさわしいです。

0
正解は4です。

患者さん自身が実行できそうと思える運動が一番です。

1(✕)Aさんは独り暮らしで家事も行うことができています。現在は歩行器は不要と考えます。

2(✕)Aさんは、運動が苦手で続ける自信がないと言っています。

3(✕)介護予防サービスは、要支援・要介護とならないように支援する目的で行われています。

4(〇)歩くことは日常生活の中で、すぐにできる運動です。運動という意識を持たずに手軽にできるため、Aさんも受け入れやすいと考えます。

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