看護師の過去問
第105回
午前 問36
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問題
看護師国家試験 第105回 午前 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
根拠に基づいた看護〈EBN〉で最も適切なのはどれか。
- 患者の好みは参考にしない。
- 先輩看護師の行動を模倣する。
- 研究論文の有用性を検討する。
- 既存の看護業務基準を遵守する。
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この過去問の解説 (3件)
01
ですが、患者の性格や好みなどの個別性を考慮してケアを実施することも看護において重要であると言えます。
2.誤りです。たしかに、熟練した経験や豊富な知識は看護を実践する中で重要な要素の1つであるため根拠となり得ますが、本設問においては3の方がより根拠に基づいていると考えられます。
先輩看護師の行動を科学的視点から分析し、その根拠を理解した上で模倣することが望ましいでしょう。
3.正解です。Evidence-Based Nursing(EBN)とは、「根拠に基づく看護」という看護業務における1つの理念です。ここでの根拠は「研究論文や調査から得られた科学的根拠」と示されており、よい看護ケアを提供するための基本的な行動指針として医療現場で活用されています。研究論文の有用性を検討することは、根拠に基づく看護として最も適切であると考えられます。
4.誤りです。たしかに、看護業務基準は看護業務を行う上での基本的行動指針であるため根拠となり得ますが、本設問においては3の方がより根拠に基づいていると考えられます。
業務基準を科学的視点から分析し、根拠を理解しておくことで思わぬ事故やミスを防ぐことができます。
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02
1.誤り。患者の意向や好みは最大限に考慮した上、看護を提供する必要があります。
2.誤り。根拠に基づいた看護を提供するために、行動の模倣は適切ではありません。
3.正解。看護研究など科学的な根拠によって、有用性が認められた看護を提供します。
4.誤り。根拠に基づいた看護を提供するためには、既存の業務基準を遵守する事は適切ではありません。
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03
根拠にもとづく看護のことで、専門書やテキストよりも、看護研究による確かな知識にもとづいたケアの重要性をとなえるものです。
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