看護師の過去問
第105回
午前 問48
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問題
看護師国家試験 第105回 午前 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
ハヴィガースト,R.J.(Havighurst,R.J.)による発達課題のうち、老年期の発達課題はどれか。
- 健康の衰退に適応する。
- 大人の余暇活動を充実する。
- 個人としての自立を達成する。
- 大人の社会的な責任を果たす。
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この過去問の解説 (3件)
01
老年期の発達課題は、他に「引退や収入の減少に適応する」「配偶者との死に適応する、死への準備」などがあります。
2.誤りです。
大人の余暇活動の充実は中年期の発達課題です。仕事が落ち着いてきたり子供が独立した後など、趣味などの余暇活動を充実させようとします。
その他、「経済的生活水準の維持」「老年の両親への適応」などがあります。
3.誤りです。
個人としての自立の達成は児童期の発達課題です。児童期に基本的生活習慣の自立を獲得していきます。
その他、「社会的集団生活への態度」「同年代の友達と仲良くする学習」などがあります。
4.誤りです。
大人の社会的責任を果たすのは中年期の発達課題です。
働き盛り世代である中年期では、市民活動や仕事などの社会的活動において責任ある立場を任されたり、後世に技術を伝授するなどの役割を担います。
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02
1.正解。健康の衰退に適応するのは老年期の発達課題です。そのほか、配偶者の死に適応する、引退と収入の減収に適応する、などの発達課題が挙げられます。
2.誤り。大人の余暇活動を充実するのは中年期の発達課題です。
3.誤り。個人としての自立を達成するのは児童期の発達課題です。
4.誤り。大人の社会的な責任を果たすのは中年期の発達課題です。
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03
2:中年期の発達課題です。
3.4:青年期の発達課題です。
ハヴィガースト 老年期の課題
1:肉体的な力、健康の衰退への適応
2:引退と収入の減少への適応
3:同年代の人と明るい親密な関係を結ぶ事
4:社会的・市民的義務の引き受け
5:肉体的に満足な生活を送る為の準備
6:死の到来への準備と受容
(参照元:発達段階と発達理論 http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/basic/clinical004.html)
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