看護師の過去問
第105回
午前 問52
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問題
看護師国家試験 第105回 午前 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
Aちゃん(生後10か月、男児)は、先天性心疾患(congenital heart disease)のため手術を受けた。Aちゃんの体重の変化を図に示す。
手術後から現在までの体重の変化に対する評価で適切なのはどれか。
手術後から現在までの体重の変化に対する評価で適切なのはどれか。
- 体重増加の不良
- 過度な体重増加
- 標準的な体重増加
- キャッチアップ現象
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この過去問の解説 (3件)
01
体重増加が不良の場合は、標準的な成長曲線のカーブから下方に向けて離れていきます。
2.誤りです。
過度な体重増加では、標準的な成長曲線のカーブから上方にむけて離れていきます。
3.誤りです。
標準的な体重増加では、概ね成長曲線と同じようなカーブを描きます。
4.正解です。
この図は成長曲線と呼ばれるもので、やせや肥満などの栄養状態の評価に活用されます。また、パーセンタイル値は、今回の場合であれば「100人の体重を低い順に並べた場合に何番目の体重であるか」を表しています。
身長の成長曲線もあり、それぞれの曲線を参照しながら評価していきます。
本設問の曲線は、疾患などの影響か手術を受けるまで体重増加が乏しかったですが、術後に標準的な成長曲線に追いついています。このことをキャッチアップ現象とよびます。
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02
こどもの成長段階では、何かの障害が起こっても回復が可能となります。疾病などの障害(今回の場合は先天性心疾患)があったとしても、(手術などによって)その状況が改善されると、身長体重が急速に追いつきます。これが、キャッチアップ現象です。
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03
子供の成長発育過程において、病気や障害により一時的に発育速度が阻害された場合、身体状況が改善すると、発育速度が加速し、標準的な発育パーセンタイル値まで追いつくことをキャッチアップ現象といいます。
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