看護師 過去問
第105回
問84 (午前 問84)
問題文
パルスオキシメータによる経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉の測定に適した部位はどれか。2つ選べ。
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問題
看護師国家試験 第105回 問84(午前 問84) (訂正依頼・報告はこちら)
パルスオキシメータによる経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉の測定に適した部位はどれか。2つ選べ。
- 背部
- 上腕
- 指先
- 耳たぶ
- 大腿部
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この過去問の解説 (3件)
01
そのため、動脈血をプローブで挟んで検知できる体の箇所でないといけません。
そのため、主に指先が使用され、患者の状態などによっては足先、耳たぶが選択されることもあります。
1 . 背部 ×不正解
2 . 上腕 ×不正解
3 . 指先 ○正解
4 . 耳たぶ ○正解
5 . 大腿部 ×不正解
また、パルスオキシメーターで検知できているということは、パルスオキシメーターのプローブが取り付けられている指や足などの末梢にも血行が保たれている、ということを意味します。
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02
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03
酸化型ヘモグロビンを含んだ血液は鮮紅色、還元型ヘモグロビンを含んだ血液は暗赤色をしており、それぞれ光の吸収率が異なります。
パルスオキシメーターでは2種類のLED光を発光し、その透過した光の比率から、酸素飽和度を求めています。
上部から血管に光を発光し、透過させ下部のセンサーで受けるため、装着は6〜18mm厚の部位、10mm以上の厚みがある部位が望ましいとされています。したがって、装着部位は手または足の指先を選択します。
耳たぶでも測定は可能ですが、指先と比較すると厚みが薄く、血流量も少ないため、四肢の末梢血管で測定が難しい場合に選択します。
設問の背部、上腕、大腿部では厚みが大きく、骨や臓器などの内部組織の影響を受けて、十分な脈派信号を得られません。
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