問題 このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。 [ 設定等 ] 通常選択肢 ランダム選択肢 文字サイズ 普通 文字サイズ 大 文字サイズ 特大 浮腫が生じやすいのはどれか。 1 . 甲状腺機能亢進症(hyperthyroidism) 2 . 過剰な運動 3 . 低栄養 4 . 熱中症(heatillness) ( 看護師国家試験 第105回 午後 問133 ) 訂正依頼・報告はこちら 解説へ 次の問題へ
この過去問の解説 (3件) 1 正解は3です。 1.甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されます。簡単に言えば、代謝が亢進しすぎている状態ですので、体温上昇や発汗過多、食欲亢進などの症状が現れます。浮腫は現れません。 2.過剰な運動では、発汗するため、浮腫ではなく、脱水をきたしやすい状態になります。 3.低栄養状態では、低アルブミン血症により、血管内の水分が血管外に漏出するため浮腫が生じることがあります。 4.熱中症も過剰な運動と同様に発汗するため、体内の水分は失われます。そのため、浮腫ではなく、脱水をきたしやすい状態です。 参考になった この解説の修正を提案する 付箋メモを残すことが出来ます。 次の問題は下へ 0 3.の低栄養です。 低栄養の場合はアルブミンが低下します。 アルブミンが低下すると、血管内に水分を留めておくことができなくなり、細胞側へと移行し浮腫となります。 その他の選択肢である甲状腺機能亢進症は代謝が活発になり、発汗などで水分は失われます。 過剰な運動も同様で血液循環が促進するため、浮腫は生じません。 熱中症も発汗により、水分は失われていきます。 参考になった この解説の修正を提案する 0 正解は3です。 低栄養の指標の1つに血中アルブミン値があります。 血中アルブミン値が低下すると、血液中の成分濃度<間質液の濃度となります。 血中濃度と間質液濃度を一定に保つため、血管内から細胞へと水分が移動します。 間質液の量が増えて、浮腫が生じやすくなります。 甲状腺機能亢進→甲状腺機能低下症の主な症状のひとつが浮腫(粘液水腫) 過剰な運動→長時間同じ姿勢でいたり、筋肉が衰えたりなど運動不足のほうが浮腫を生じやすいです。 熱中症→体が冷えているほうが浮腫を生じやすいです。 参考になった この解説の修正を提案する 訂正依頼・報告はこちら 問題に解答すると、解説が表示されます。解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。