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看護師の過去問 第105回 午後 問136

問題

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カルシウム拮抗薬の服用時に避けた方がよい食品はどれか。
   1 .
納豆
   2 .
牛乳
   3 .
わかめ
   4 .
グレープフルーツ
( 看護師国家試験 第105回 午後 問136 )
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この過去問の解説 (3件)

2
食品と薬物の相互作用についての問題
正解は4です。

グレープフルーツの影響は肝臓での代謝酵素CYP3A4で代謝を受ける薬物で認められています。
グレープフルーツに含まれる成分(フラノクマリン類)がCYP3A4を阻害すると 、本来失活するはずの薬物が不活性化されないため、循環血液中に入る薬物量は多くなり、カルシウム拮抗薬の効果が増強されます。

他の食品と相互作用のある薬物について
・納豆:ワルファリンは避けた方がよいです。

・牛乳:抗菌薬(ニューキノロン系、テトラサイクリン系、セフェム系)、消化性潰瘍薬(酸化マグネシウム、炭酸カルシウム)、骨粗鬆症薬(活性型ビタミンD3)は避けた方がよいです。

・わかめ→ヨードを含む
わかめではありませんが、ヨード造影剤とビグアナイド系経口血糖降下薬との相互作用で乳酸アシドーシスを起こす可能性があるので避けた方がよいです。

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0
正解は4です。

1.納豆はビタミンKが多く含まれており、ワルファリンなどの抗血栓薬、いわゆる血液をかたまりにくくする薬と相性が悪い食品です。ビタミンKは薬の効果を弱めて、血液凝固を促進してしまいます。
*同じ大豆食品である豆腐や味噌は、納豆に比べてビタミンKの含有量が少ないです。

2.牛乳は、カルシウムを多く含む食品です。そのため、カルシウムと結合して、薬の吸収や作用を低下させてしまう、ニューキノロン系、テトラサイクリン系、セフェム系の抗菌薬とは相性が悪いです。
その他、消化性潰瘍薬や骨粗鬆症薬も高カルシウム血症の恐れがあるため、大量摂取は控える必要があります。

3.わかめは基本的には制限はありません。しかし、ビタミンKがやや多いため、納豆同様、抗血栓薬との相性がいいとは言えません。

4.グレープフルーツは、カルシウム拮抗薬の肝臓での分解作用を阻害する働きがあります。そのため、体外への排出が阻害され、血圧低下などの副作用を引き起こす可能性があるため、相性が悪いです。

0
グレープフルーツとCa拮抗剤を一緒に摂ると効果が強くなってしまいます。
つまり血圧が低下するのが強くなってしまい、ふらつき、めまいといった症状を自覚してしまいます。

他の選択肢、納豆はワルファリンとはナットウキナーゼにより、作用を拮抗させてしまいます。

牛乳については一部の抗菌薬や骨粗しょう症の内服薬とは飲み合わせが悪い場合もあるので、注意が必要です。

わかめについては特に制限はありません。

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