看護師の過去問
第105回
午後 問143

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問題

看護師国家試験 第105回 午後 問143 (訂正依頼・報告はこちら)

鼻腔内の吸引で正しいのはどれか。
  • 無菌操作で行う。
  • 吸引圧をかけた状態で吸引チューブを挿入する。
  • 鼻翼から一定の距離で固定して吸引する。
  • 吸引チューブを回転させながら吸引する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1.鼻腔には常在菌が存在してため無菌操作で行う必要はありません。気管内吸引は無菌操作で行う必要があります。

2.吸引チューブ挿入時は陰圧はかけません。鼻腔粘膜を傷つけてしまう可能性があり、患者さんに苦痛を与えてしまいます。

3.吸引チューブを固定してしまうと、一部の貯留物しか吸引できません。

4.同一部位に陰圧をかけ続けると鼻腔粘膜を傷つけてしまう可能性があるため、回転させながら吸引する必要があります。

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02

気管内吸引であれば無菌操作の必要がありますが、鼻腔の場合は常在菌が存在するので必要ありません。

吸引圧をかけながらでは粘膜を損傷してしまうおそれがあるので、挿入する際は圧をかけずに行います。

鼻翼からの距離も一定に保つことで、かえって苦痛を強いることになるので、不適切です。

以上のことから4.の吸引時に回転させながら挿入するが正解です。

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03

看護技術「吸引」についての問題です。
正解は4です。
吸引チューブを回転させながら、迅速かつ効率的に吸引します。

1.鼻腔は常在菌がいるので、無菌操作は困難です。気管支吸引の場合は無菌操作で行います。
2.挿入時には苦痛を与えるため、吸引圧をかけることはしません。引くときには吸引圧をかけるようにします。
3.一定の距離で固定させながらの吸引は苦痛を持続させ、非効率的であり、適しません。

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