看護師の過去問
第105回
午後 問161
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問題
看護師国家試験 第105回 午後 問161 (訂正依頼・報告はこちら)
セルフケア行動を継続するための支援で適切なのはどれか。
- 看護師が患者の目標を設定する。
- 目標は達成が容易でない水準にする。
- 行動の習慣化が重要であることを伝える。
- これまでの経験は忘れて新たな方法で取り組むよう促す。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.目標は患者自身で決めるのが望ましいとされています。看護師は助言をしながら、患者の目標設定をサポートします。
2.目標は達成可能なものにするのが望ましいです。
3.行動の習慣化はセルフケア獲得に重要なポイントです。
4.これまでの経験も考慮して、患者に合った方法を検討していく必要があります。
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02
到達するのが難しい目標ですと、目標に対して近づいているのかといった評価自体が難しくなるので、適切ではありません。
人間はその人、その人で培ってきた経験があります。その経験を否定して、一から新しい方法を取り組むのではなく、過去の経験を活かして継続していけるように支援していく必要があるので、適切ではありません。
よって、3の行動の習慣化が重要であることを伝える。
が適切です。
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03
患者自身がセルフケア能力を発見し、継続するためには、
患者が自分自身の関心のあること、大切にしていることをもとに具体的で実行可能な目標を設定し、日常生活の中で実践できるよう援助します。
よってその他の選択肢、
1.看護師が患者の目標を設定する。
2.目標は達成が容易でない水準にする。
4.これまでの経験は忘れて新たな方法で取り組むよう促す。
これらは適切ではないといえます。
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