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看護師の過去問 第105回 午後 問160

問題

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不安の強い入院患者に対し問題中心の対処を促す方法で適切なのはどれか。
   1 .
読書をして気分転換を促す。
   2 .
原因に気付くように支援する。
   3 .
平常な気持ちを保つように助言する。
   4 .
家族に不満を聞いてもらうことを勧める。
( 看護師国家試験 第105回 午後 問160 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は2です。

まず、「問題中心の対処」とは、積極的な行動を通して事態の改善を図ろうとしている状態を示します。また、ストレスコーピングには以下3つのパターンがあります。
①問題解決型(自分自身の力で問題を解決しようとする)
②情動発散型(ストレスを不満や怒りなどで発散することで情動を抑える)
③時間中心型(時間が経過することで問題の解決を図ろうとする)

1.読書は問題を避けているため、問題中心の対処ではありません。

2.原因に気づくよう支援するのは、問題解決型(問題中心)の対処として適切です。

3.平常な気持ちを保つよう助言するのは、問題と向き合っていないため適切ではありません。

4.家族に協力を求めるのは、間違いではありませんが、問題中心の対処ではありません。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
問題として不安が強い患者とあります。

読書をすることは気分転換にはなるかもしれませんが、なにが不安なのかは分からないままなので、適切ではありません。
平常な気持ちを保つようにというのも看護としては患者主体で解決させることになるので、適切ではないように感じます。
また、家族に話を聞いてもらうというのもケアの介入ができないので適切ではなく、看護師の介入のポイントを明らかにする2.の原因に気付くように支援するが適切です。
不安に対し、なにが原因で起きているのかを明らかにして、介入するポイントを探る必要があります。

0
正解は2.「原因に気づくように支援する」です。
不安の原因と不安との関係を認識できれば、不安反応の軽減につなげることができます。

ストレス対処行動(コーピング)についての問題です。
ストレス対処行動(コーピング)は、問題焦点型と情動焦点型の2種類に大別されます。
今回求められている問題中心の対処は、問題焦点型コーピング(ストレッサーそのものに向き合い、問題を解決したり対策を立てたりすること)です。

1.読書をして気分転換を促す。:不安への対処としては有効であるが、問題中心の対処とはいえません(情動焦点型)。
2.平常な気持ちを保つように助言する。:不安感情を表出することで、不安を軽減し、自己の感情に気がつくことが重要です。安心して感情表出できるような雰囲気を作るようにします。
4.家族に不満を聞いてもらうことを勧める。:家族の反応によっては患者の不安が増大します。家族に不満を聞いてもらうことを勧める前に、家族の動揺や混乱を理解し、患者の回復には共感的に接することが不可欠と理解を促すほうが適切です。

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