看護師の過去問
第105回
午後 問159

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

看護師国家試験 第105回 午後 問159 (訂正依頼・報告はこちら)

嚥下障害のある患者の食事の開始に適しているのはどれか。
  • 白湯
  • 味噌汁
  • ゼリー
  • 煮魚

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1.白湯は液状なので誤嚥しやすい形態です、液状のものにはとろみをつけるのが適切です。

2.味噌汁も白湯同様、液状なので適切ではありません。

3.ゼリーは半固形であり、最も誤嚥リスクの少ない食形態です。

4.煮魚は柔らかい場合が多い食品ですが、嚥下障害のある患者さんの食事開始時の選択としてはゼリーが適しています。

参考になった数1

02

嚥下障害のある患者にとって、液体の白湯や味噌汁では誤嚥してしまうリスクが高くなるので、適切ではありません。

煮魚も咀嚼ができて、飲み込んでとした際に誤嚥してしまうおそれがあります。

その点、ゼリーのような食品はとろみがついており、誤嚥するリスクが他の選択肢にある食品に比べ少ないため、適切と考えます。

参考になった数0

03

正解は4.ゼリー です
ゼリー状の形態は密度が均一で、とろみがあり変形しやすいため、口腔や咽頭を通過しやすく適切です。

1.白湯、2.味噌汁などの水分はサラサラと気道に入りやすく、誤嚥しやすいため不適です。片栗粉などでとろみをつけると、嚥下しやすくなります。
4.煮魚は魚によっては、ほぐすとパサつきがあり、嚥下しにくいため不適です。ミキサーなどでペースト状にし、とろみをつけると、嚥下しやすくなります。

参考になった数0