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看護師の過去問 第105回 午後 問163

問題

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維持血液透析中の看護で適切なのはどれか。
   1 .
シャント肢を抑制する。
   2 .
室温を18℃に設定する。
   3 .
筋肉のけいれんの出現に注意する。
   4 .
患者が吐き気を感じたら座位にする。
( 看護師国家試験 第105回 午後 問163 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は3です。

1.原則シャント側の抑制は行いません。シャント部を圧迫することによる閉塞やトラブルを防止するためです。

2.室温18℃は寒すぎます。季節に応じた適度な室温にしましょう。

3.血液透析中は、脳圧の上昇による不均衡症候群の出現に注意しなければなりません。主な症状は、頭痛や吐き気、嘔吐、筋けいれん、意識障害などです。

4.窒息、誤嚥予防のため、患者が嘔気を訴えたら、側臥位にするのが望ましい対応です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解は3です。

1.誤り。シャント肢の抑制は行いません。圧迫することで、シャントの閉塞や血流が阻害されてしまい、危険です。

2.誤り。室温は約23〜26度の適温に保ちます。

3.正解。血液透析中、注意すべき症状に不均衡症候群があります。原因は脳圧の上昇であり、頭痛や吐き気、嘔吐、筋けいれん、意識障害などの症状が生じます。

4.誤り。吐物が気道を閉塞させないよう、側臥位をとります。

0
正解は3.「筋肉のけいれんの出現に注意する」です。
透析中は不均衡症候群により、筋肉のけいれんが発現しやすいため、注意が必要です。

不均衡症候群:透析により、水分と老廃物が均一には除去されないことによる体内での濃度差が原因で起こる、透析時の代表的な合併症です。
頭痛や悪心、嘔吐、透析中の血圧低下や筋けいれんといった症状を呈すことが多いです。特に、血圧低下や筋けいれんは維持期でもみられます。

1.シャント肢を抑制する。:シャント肢を抑制することで、シャント血流が閉塞して使用できなくなるため、圧迫したり負担をかけないようにします。
上腕にシャントがある場合にはシャント側で血圧測定したり、荷物をもったりするのは禁止です。

2.室温を18℃に設定する。:室温18℃は低すぎるため、夏は26~28℃程度、冬は20~22℃程度を目安に適温に設定します。

4.患者が吐き気を感じたら座位にする。:透析中は不均衡症候群により、血圧低下をきたしやすいため、さらなる低下へ助長する座位は避けるべきです。吐き気を感じたら、嘔吐した場合の吐物を誤嚥しないよう、側臥位が適しています。

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